今では経済や社会をわかりやすく書く作家として活躍中の村上龍のデビュー小説の映画化。当時はえげつない?リアル?な作風で、彼がいなかったらその後の馳星周など新進作家は出なかったんじゃないかと思う。
しかしこの舞台って1971年になってるけど、これ見ちゃったら青春小説「69」の爽やかな感動がぶっ飛んじゃうなあ。セックスとドラックばっかり。2年経ったらああなってるってどういうこと〜!
で、映像もなんか暗くて、話もあまり好きではない。あれ?こんな話だったっけ?と思いつつ、本棚から文庫版「限りなき〜」を取り出して読んでみた。埃かぶってた。う〜ん。あまり感ずるものは無い。これ、確か大ヒット作だったよなあ。75回(昭和51年)芥川賞受賞作品だし・・。
きっと私の感じ方も変わってきてるんだろう。村上龍の作品も変わってきた事と同じように・・。成長ってことで・・。
2007年06月19日
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