1984年 日本 109分
阿佐田哲也原作和田誠監督の名作。当時これにはまって、原作は続編などなど全部読んだ。監督の和田誠はイラストレーターや絵本作家もしてて、その才能を余すことなく発揮していた。
クセのあるメンバーの中で、主人公である坊や哲はどちらかと言うと未熟なメンバー。未熟ながらも成長し、他の面子の中で自己主張をしている。出てくるキャラがすべて個性的でキャラ立ちしてるし、そのキャラの立て方もうまい。
私が初めて見たのは自分が坊や哲だった頃だったが、今はすっかり坊や哲に投影する年代ではなくなってしまった。それでもついつい哲の立場で見てしまい、そういや、そんなことしてる場合じゃないんだとハット気づいた。今の自分は誰だろう?ドサ健?女衒の達?ましては出目徳???(は嫌だなあw死んでも裸にしないで)
昭和の時代のディテールも白黒の画面によく合う。今見たばっかりだけど、酒でも読みながらもう一回最初から見てみたくなる
2017年08月25日
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