2007年06月29日

映画にならない小説家たち(船戸与一・清水一行・高杉良)

映画のレビューもかなり貯まってきましたが、私は本来は読書が趣味でした。一番最初は西村京太郎、山村美沙とか夏樹静子とかの推理小説から始まり、村上春樹、村上龍、ときて、島田荘司、綾辻行人など新本格ミステリー、折原一や西澤保彦など変化球系の作家らもほとんど読みました。ある年代までの分ですけど。時代と共に読む作家も変わっていきますから。

映画と絡めれば、このブログでもカテゴリの一つになっている松本清張原作モノは映画、TVドラマも含めてほとんどの作品が映像化されているのではないかと思うくらいたくさんあります。しかし、最近の作家になるとなかなか映画化までいきません。作家も多彩なメンバーになってきましたし、映像化することによって元の小説の良さが失われてしまうこともあるでしょうから、慎重になっているところもあるでしょう。

私の好きな作家で言えば、まず筆頭は船戸与一です。どの作品も完璧なシナリオで、頭の中に映像が浮かんできそうなのですが、映画化された作品はありません。舞台が多国籍なので、制作費もかかりそうではありますが、一度見てみたいものです。

さらに清水一行。この人も多作な方ですが、完成度はどの作品も高いと思っています。 動脈列島(1975)などは実際に見たわけではないのですが、映画としても評価が高いのではないかと思います。が、一般受けしないのかなかなかドラマにもなりません。松本清張が受けるなら、この人もいけそうなんですけどねえ。

去年立て続けに2本映画化された高杉良。この人の経済小説も骨太で面白いです。この調子でどんどん映画化して欲しいところです。
燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY #1124(2006)
不撓不屈 #941(2006)
金融腐食列島 呪縛 #897(1999)

人気小説の映画化にはハズレも付き物ではありますが、良い素材は多いと思うので期待したいと思います。
posted by 映画のせかいマスター at 07:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 原作者別リスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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