1994年 アメリカ 101分
ニコラス・ケイジ
ニコラス映画では天使のくれた時間に近いハートフル・コメディ。黒人の語り部の存在など似てる作りでもある。こっちの方が先だけど。
400万ドルの宝くじを当てた警官が、口約束を果たしてウェイトレスに200万ドルをプレゼント。大金持ちになったけど二人の暮らしは変わらず、近所の子どもたちをスタジアムに招待したり、地下鉄の切符を配ったり、寄付をすることで、自分たちはつつましく暮らしてる。一方、警官の妻は資産運用に目覚め、派手好みになっていく。
実話をヒントにした映画だそうだけど、宝くじに当たって人生が悪くなるって話、よくドキュメンタリーで見る。欲に目がくらんだら自分の大切なものを見失うってことだろうか。ブリジット・フォンダもニコラス・ケイジも似合ってるし、いいんだけど、警官&ウェイトレスVS妻&資産家のタッグマッチがあまりに勧善懲悪っぽくってノレなかった。裁判のシーンはもっとギャグっぽくても良かったかな。そもそも夫婦じゃなくって独身カップルの方がすんなりいけたかも。
でも全体的な雰囲気としては好きな作風です。ほんわか幸せな気分になれます。家族や恋人と見たい映画ですね。
2007年07月14日
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