2006年 アメリカ 110分
ファッションとか興味ない自分は、きっとプラダのブランド物語なのかと思って見てたら、ちょっとダサい女性が、片手間で始めた仕事で、悪魔のような上司にビシビシ言われながら、ちょっと自分を変えてみた、すると・・・っていう成長ストーリー。多くの女性の共感を得たのも頷ける。たしかに面白かった!
タイトルはメリル・ストリープ演じる悪魔のような上司から取ったのかと思ったら、主人公がプラダを着た瞬間、悪魔に魂を売った、と同僚に言われるセリフからっぽい。プラダを着ることがそんなに事件なのかとパンピーな私は思ってしまうのだが、自分らしく生きればユニクロでいいじゃんとか。でもそれがこの映画のポイントなわけで、一流じゃないと認められない世界は確かにあるわけで、そこで生きるのか、途中で挫折してまたもとに戻ってくるのか、人生いろいろではあるだろうけど、自分らしく、を尊重する一方で、一流の世界も尊重しないわけには行かないし、ああもしかして自分もそっちの世界に行きたいのに、言い訳してるだけじゃなかろか、なんてことも思ってしまう。
もともと美人なアン・ハサウェイ、変身は予想が付くし、変身前の姿も元がいいからそんなにダサいとは感じなかったが、映画のオープニング2分をオタキングが解説してるから、それでだいたい理解できる
変わっていく主人公の元を去っていく昔の友人や恋人、新たに出会うそっちの世界の人々、よくある話ではあるのだが、等身大の自分のことのように見れてしまう。みんなどこかでこういうことあるような。また繰り返しみたい映画。
2020年10月17日
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