2007年07月20日

30デイズ 第2シリーズ第3話 #919

前回、先進国と途上国の関係を書いたけど、途上国の中で一歩突き抜けた国たちBRICSとか、との関係ではまた新たな一面が垣間見える。

企業が人件費を抑えるために、事務員などの労働力を海外に求めて、その分いらなくなった人員をリストラする、って話、日本でも耳にする。今回はリストラされた男性が、インドに行ってアメリカから業務委託された仕事を請け負うっていう非常に面白い設定。実際には業務委託されたそのまんまの仕事には就けなかったんで電話アポの仕事から入る。アメリカでは電話アポイントは低賃金の仕事だが、インドでは高収入を得られる。

仕事はそれなりにこなしていくが、生活環境の変化にはやっぱり食傷気味。仕事が無くてもアメリカがいいやと帰ってくるが、そこにはちゃんと海外の人たちの仕事も考えることができる男性になっているって訳である。

先進国が豊かになっていったその先は、豊かさを維持するために、何かを犠牲にしなくてはならない社会があった。企業は業績を維持するために、他に国に労働力を求める。グローバル化といえば聞こえはいいが、自分の国の人々の労働力を使わない方が業績が上がるというのも皮肉な話だ。

2つの話を見ていると、なにが良くって何が悪いのかわからなくなってきた。私が働いているのは今のところ国際化とはあまり関係ないのだが、そのうちこういう話になってくるのかもしれない。そのとき、今回の主人公が最後につぶやいた「前向きであれば何の障害も無い」っていう言葉を身に沁みようと思う。

posted by 映画のせかいマスター at 06:21| Comment(0) | TrackBack(0) | モーガン・スパーロック監督 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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