1963年 フランス
列車の中で乗車客の話を頭の中で小ばかにする男 ジャン・ギャバン、じゃあお前は一体何なんだと興味をそそられるとなんと出所したばかりのギャング。なるほど次の仕事が浮かんでいたわけだ。懲りない男である。彼が絡むのがチンピラ風のアランドロン。
アランドロンを手下に、カジノの地下金庫から金を盗み出す。周到に計画された犯罪は見事に成功!しかし完全犯罪を目の前にしてアランドロンはつい弱気になってしまう。犯罪者が見せたちょっとした隙、人は誰でも間違いを犯す。例え百戦錬磨の大悪党だとしても。時としてそれはドラマティックな拡がりを見せることもある。それがこの映画のラストシーンだ。
いやーしかし。「太陽がいっぱい」にせよこの映画にせよ、ラストが印象的で、全体的にもカッコイイ。アランドロンもGood! 今回の役も「太陽がいっぱい」で逮捕されずにそのままワルになっちゃいましたよ、って感じもするし、またちょっと違った感じもするし・・。どちらも名作です。
ところで「地下室のメロディー」と言えば、私の頭を駆け巡るのは甲斐バンド。この映画を意識して作ったのかな?
2007年08月18日
この記事へのトラックバック
だいぶ前に、行きつけのレンタルビデオ屋さんに無理をいって、入荷してもらった作品です。
内容は・・・、忘れてしまいました。
また鑑賞しようかな。
あと甲斐バンドの「地下室のメロデフィ」、
〜階段を下りると淡い光が・・・・〜
大好きな曲です。
では。
なじみのレンタル屋さんがあっていいですね^^
甲斐バンド好きな方がいて嬉しいです!