1970年 日本 88分
寅さんの夢から始まるシリーズ第5作。おいちゃんのご臨終の夢を見た寅次郎が柴又に慌てて帰ってくる。電話で様子を聞く寅だったが、冗談でおいちゃんは虫の息だと告げるおばちゃん。本気にした寅は葬儀屋を呼び・・・これでまたひと騒動。3作ぶりの山田洋次監督はぶつかり合って始まる。生き死にをも笑いで包む流石の展開だ。
世話になった親分が病に倒れ、寅さんと登が小樽へ飛ぶ。現JR社員の息子を探しあて、父の病状を告げるが反応は思ったより悪く、寅さんが人生を考えるきっかけとなる。親分はその後死去、寅は登に説教し別れ、正業に就くと宣言する。浦安の豆腐屋に住み込みで就職した寅次郎、就職先の娘さん(長山藍子)に想いを寄せる。しかし彼女に決まった相手(井川比佐志)がいることを知り・・・。
TDLができる13年前の浦安の漁船が並ぶ風景や北海道ロケの映像がなんとなく懐かしく感じる。それにしても大阪万博で賑わう中、「家族」と同じようなキャストでこの映画まで作っていたとはー。
マドンナの長山藍子はTV版のさくら役、やっと映画版に「復活」しました。
2005年08月26日
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長山藍子 -男はつらいよ 望郷篇-
Excerpt: 寅さん失恋、5発目。 男はつらいよ 望郷篇 5代目マドンナは、長山藍子。 失恋らしくなってきた。 ここまでは、寅さんがマドンナに 想い入れている描写が、 もうひとつだったように思う。 ..
Weblog: ぐぅちゅえんの見たり読んだり
Tracked: 2005-09-29 06:22
記録への挑戦ですね。応援しています♪
「TDLができる13年前の浦安の漁船が並ぶ風景」
いいなぁ。見てみたい。
邦画ってそういう楽しみがありますよね。
私、古い日本って大好きなんです(^o^)
沢田研次の爆弾作る映画のところで、昔の日本について書かれていましたね。私もこの頃の浦安は地理的にも時間的にも見ることはできませんが、なんとなく懐かしい風景でした。(ちなみに私は奈緒子と次郎さんより一回りくらい年配者のようです。文章の切れ端から察するに 笑)いいですよねー。
シリーズ制覇はまあぼちぼち頑張ります^^