1980年 アメリカ 128分
ロバート・デ・ニーロ主演でアカデミー主演男優賞を獲得したマーティン・スコセッシ監督の作品。40年代に実在したボクサー、ジェイク・ラモッタの栄光と破滅の人生をドキュメンタリーっぽさも含めて劇的に描く。
ボクシングシーンの斬新なカメラ、こっから撮るかい!?と思わず突っ込みたくなる映像や、白黒画面であるが、鮮やかに見える出血。八百長も含めたボクシング界の裏話やリングを降りたボクサーの姿が生々しい。
それとなんと言ってもロバート・デ・ニーロ!ボクサーの時は引き締まった体型だったのが、リングを降りて放浪してる時はでっぷりと下腹が弛んでる。医師の元で脅威のダイエットをして撮影に臨んだそうだが、鬼気迫るものがある。のちの貫禄十分の姿もいいけど、やっぱりこの映画は彼の代表作の一つに挙げられるでしょうね。
2005年09月16日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック