2005年09月26日

男はつらいよ 柴又慕情(男はつらいよ9)#447

1972年 日本 108分

この作品以降定番となる夢オープニング。貧乏夫婦の博とさくらを助ける通りすがりの木枯らし紋次郎(寅次郎)、まさか兄さんでは??というところで目覚める。寅さんはよく駅のホームで寝てて汽車の時間で起こされる。

とらやでは、2代目おいちゃん松村達雄が、2階の部屋を貸間にしてる。博のアパートが家賃値上げでタコ社長が貸してくれた土地に一戸建てを計画してるので、その資金の足しにしようというわけだ。当時、貸間賄い付きというのは多かったようで、これまでのシリーズでもマドンナが二人世話になっている。短期の寝泊りを含めると全48作中1/3の割合となる16人が二階の部屋を利用したことになるそうだ。で、自分の部屋がなくなったと憤慨する男が約一名。早速喧嘩になって飛び出していく。

不動産を回る寅だったが、なかなか良い部屋が見つからない。この際どうでもいいやと案内された車中で高いびき。お世話になります、と着いた先は・・・そう、とらやである。家に帰っただけなのに不動産の親父には手数料を請求され、またまた大喧嘩。旅に出る。

向かった先は北陸金沢。宿で偶然再会した登と杯を交わし、隣に泊まっていたOLグループと福井で合流。故郷には30年も帰っていないとホラを吹きつつ仲良くなっていく。その中の一人、歌子(吉永小百合)は、小説家の父親に結婚を反対され悩んでいた。

そして葛飾柴又。旅から帰った寅は江戸川のほとりでOLとばったり。故郷の家を探してあげるととらやに案内される。OLらに歌子の話を聞き、思いを募らせる。そして歌子がやってきて・・。

恋の行方は定番どおり、博夫婦に励まされ、愛知の陶芸家の元に嫁ぐ。ハッピーエンドであるのだが、実は第13作目で歌子のその後が判明する。父親とはやっぱりうまくいってないようで・・・。

さて、歌子の父親は宮口精二。「七人の侍」の剣豪だ。無口で無愛想な父、江戸川沿いを帰る後ろ姿、渋い!

今回の笑いどころ
・いつ歌子がとらやに来てもいいように、行商に出ずに帝釈天で掃除を手伝う寅次郎。真面目にやってると電話する御前様のうしろで源と遊んでいる姿が・・。画面の隅っこまで見逃せないカメラは秀逸。今回は源公、登、と寅ファミリーが揃い踏みでした。

posted by 映画のせかいマスター at 06:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 男はつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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