2005年10月01日

男はつらいよ 私の寅さん(男はつらいよ12)#452

1973年12月 日本 107分

夢は極悪商人にいじめられるさくらを颯爽と駆けつけた寅が助けるお決まりパターン。タコ社長が夢の中にも登場。今度は汽車じゃなくて船の中で目が覚める。

とらやではさくら達がおいちゃんらを九州旅行をプレゼント。おみくじが凶だったとさえないおいちゃんは、こういうときに限って帰ってくるんだよ、と嘆く。そして寅帰宅。旅行の事を言い出せないが出発の日はやってくる。仲間はずれにされたと予想通り落胆する寅。いつもならここで喧嘩して旅に出るところだが、今回は旅に出るのはとらやの面々、寅は留守番する破目に。

一行が向かうのは九州。別府の高崎山なんて、当時は新婚旅行のメッカ。登り階段の脇には出店が並んでる。今では考えられない盛況ぶり!阿蘇や雲仙をまわり楽しい旅行が続くが、夜の電話が悩みの種。留守番の寅は置いていかれて淋しさ満開!電話で激突し後半は気になって旅行に集中できなくなってしまう。

さて柴又。江戸川でさくらを付けて来た怪しい男は寅の幼馴染のデベソ(前田武彦)売れないTVディレクターで寅のような毎日を送っている。再会し酌を酌み交わす二人は画家の妹の家へ。そこで昔話に花を添えているうちにうっかり絵を汚してしまう。帰ってきた今回のマドンナりつ子(岸恵子)とひと騒動。怒りに震える寅であったが、後日花を持って誤りに来たりつ子につい心を許してしまう。

恋のライバルと勘違いした画商(津川雅彦)とのエピソードを交えながら、寅の想いは加熱していくが、今回は絵に真剣に取り組んでいるマドンナに真っ向から振られてしまうのであった。

今回の笑いどころ
・高崎山のはぐれ猿を見て、一行が寅を思い出す。カメラ一転、とらやの裏庭で寅。社長らの視点でまるで猿のように映してる。
・岸恵子が寅さんは私のパトロンね。なんて言ってる。時代の流行なのかもしれないが、流石に「さよなら〜私のパトロン!」なんて大声で挨拶しないと思うが・・・。

寅さんトリビア
・デベソと中学校の思い出を語り合うシーン。音楽の先生がキリギリスみたいで、「柱の傷はキリギリス〜」と歌ってからかう。寅の幼少の知人は10作目のお千代さんに続き2人目だけど、小さい頃から変わってないという「寅次郎」の姿を表すエピソードである。

posted by 映画のせかいマスター at 08:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 男はつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック