2008年01月18日

八甲田山 #1091

1977年 日本 

原作は新田次郎の『八甲田山死の彷徨』で、1902年(明治35年)に青森の連隊の雪中行軍の演習中に、210名中199名が凍死した事件(八甲田雪中行軍遭難事件)を題材にした作品。

実戦ではなく訓練でこんなんなっちゃうってのは如何なものなのかな、と戦後生まれの私は思ってしまう。しかしちゃんと2年後の日露戦争で、この事件は生かされ、生き残った数人が活躍したと聞き、やはり実地訓練の重要さをかみしめる。ここまでしなければ勝てないわけである。戦争というのは死を目前にしているため、時に人を狂わせるが、この物凄かった体験から何かを学ばないといけないと思った。

2時間以上続く吹雪の山のシーンは壮絶であり、途中何人も狂って死んでいく姿は恐怖でもあった。画面が吹雪なので薄暗く、誰が誰だかわかんないところもあったけど、役者さんたちはさぞかし大変だっただろう。主役級の人たちは現場から逃げ出すわけにも行かないし、この仕事を請ける時点でかなりの覚悟がいったはずである。あらためて尊敬します。

posted by 映画のせかいマスター at 06:34| Comment(4) | TrackBack(1) | は行映画(37)+ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
当時、劇場で観賞したんですが、真夏でした。
気のせいか冷房が強めだった気がします。
震えました。(笑)
Posted by samurai-kyousuke at 2008年01月20日 19:25
samurai-kyousukeさん、コメントTBありがとうございます。

それはきっと映画館の演出でしょう(笑)冬に見たら暖房入ってても凍えそうですね。でもこれは映画館で見るべき大作ですねー!
Posted by 映画のせかいマスター at 2008年01月21日 06:53
この映画は、私の映画人生の中でも10本の指に入る作品です。
10年近く前に1度観たきりだけど、
今だにたまに思い出しては息苦しくなります(*_*)
実話というのが重みを増すんですよね〜。
Posted by 奈緒子 at 2008年01月22日 20:27
遅くなりました。人生ベスト10ですか。すごく貴重な作品ですね。訓練であそこまでやるってのが凄すぎですね。また機会があったら息苦しくなりましょう(笑)
Posted by 映画のせかいマスター at 2008年01月26日 07:57
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「八甲田山」
Excerpt: 「て、天は我々を見放した〜!!!」ということで、今回は1977年公開の「八甲田山」の話を少し。原作は新田次郎さんの「八甲田山死の彷徨」です。 日露戦争直前の明治34年に対露戦を想定して冬の八..
Weblog: samuraiの気になる映画
Tracked: 2008-01-20 19:23