2005年11月07日

男はつらいよ 寅次郎子守唄(男はつらいよ14)#463

1974年12月 日本 104分

子宝を授かろうとお百度を踏む夫婦(博とさくら)に、神様(寅)が赤ちゃんと金銀財宝を授けるという今回の話を暗示する夢でスタート。柴又では博が工場の機械に腕を挟んで病院へ。おばちゃんは帝釈天でお百度を踏むが、怪我はたいしたことなく、一同ホッと一息。そこへ寅帰宅。自分の葬儀の貯金をしていると話す。一度見直す皆だったが、寅の葬儀話(江戸川に屋形船を出して花火で云々・・)にあきれ、喧嘩になって飛び出していく。帰ってきたその日に出て行くのは珍しい。

所変わって佐賀唐津。唐津くんちで行商する寅次郎は呼子で宿を取る。隣に呼子ストリップの踊り子に逃げられた男(月亭八方)と赤子が。酒を飲んで自分の生い立ちを話す寅、朝目覚めると赤子と置手紙が・・・。この赤子、仕方なく柴又に連れて帰ったものだから大騒動に・・。

今回のマドンナは十朱幸代。博の通う病院の看護婦役。明るく元気でとらやでの夕食の話題もグイグイ引っ張っていく。寅さんにギャグで返す。今でも綺麗だけどこの時は本当に綺麗です。なんとか寅を病院に行かせないようにするとらやの面々だったが、2人は出会い、寅は一目ぼれ。

さて、2人の仲は・・という所で、上條恒彦登場!寅さんよりも無骨で貧しく口下手な存在。上條の部屋に上がりこんだ寅が楽譜の裏から十朱の写真を見つけ、恋の指南役に回る。そのまま酒を飲んで盛り上がった二人は十朱のいるとらやへ。そこでズバっと告白しちゃう。2人の恋を見届けた寅は正月の行商に旅立っていく。



寅さんトリビア
・踊り子役で春川ますみさん2度目の登場。船着場で寅と会話する姿はなんかセクシー。今回の裏マドンナとも言える存在で、ラストシーンでも登場。九州の肝の据わった女性を素晴らしい存在感で演じています。
・とらやでの会話から寅さんの年齢が判明。この作品時40歳。確か1作目か2作目で30何歳かだったような気がする。ちなみに渥美清のこのときの年齢は46歳。寅さんは渥美清よりも6歳年下になる。
・今回から3代目おいちゃんで下絛正巳が登場。前の2人に比べるとややおとなしい感じがするけれど、なんとここから最終作までおいちゃん役を続けることになる。新しいおいちゃんのイメージを作ったことに拍手。

今回の笑いどころ
・江戸川合唱団に付いてきた寅と源。当然おとなしく見ていられるはずがなく、預ったさくらのバッグから口紅を取り出して源の顔にラクガキ・・。この2人のからみは安定してますね。
・上條恒彦のことを指して、おばちゃんが慌てて「ヒゲ中顔だらけの人」。おばちゃんはほとんど素に見えるけど、演技うますぎ。

posted by 映画のせかいマスター at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 男はつらいよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック