2016年08月06日

朝が来る #2385

2016年 フジテレビ系(東海テレビ) 全8回

辻村深月原作のドラマ。様々な理由で子供を育てられない親と、子供欲しいけど生まれない親をつなぐNPOで養子縁組になり、一方は幸せに暮らす家族と、一方で借金から逃げて追い込まれていく母親。会ってはならない掟を破り、子供を育てている親に会いに行く・・。

重いテーマではあるが、ココリコ田中と安田成美夫妻が、養子を隠さずに子供にも早くから打ち明けていて、あからさまにしてるので暗くはない。その分川島海荷の家は母親からも否定され、唯一の心の支えと(なるかもしれなかった)子供は養子に出ていき、良くしてくれた八百屋のおじさんは倒れ、ただ一人おじさんの息子だけが助けてくれるのだが、おじさんの借金が元で借金取りに追われ、振込詐欺の片棒を担がされる。

金の無心に育て親を訪れる母。ラストは救いがもてる展開だったが、最近のジメジメした暗さではなく、否応なく追い込まれていく感じが凄かった。
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2016年07月20日

あん #2384

2015年 日本 113分

ドリアン助川の原作を河P直美監督が映画化。わけありっぽいどら焼き屋の店主、中学生相手に黙々とどら焼きを作り続ける。ある日やってきた手の不自由な老女(樹木希林)が雇ってくれと頼まれるが一蹴する。しかし彼女が作ったあんを食べた瞬間、考えが変わる。

ハンセン病(癩病)で隔離病棟に入っていた女性が自由に生きたいと、どら焼き屋で働きたいと願う。差別がテーマであり、そのことが広まって行列ができていた店からも客が遠のいていくのであるが、どちらかと言うと一人の女性の人生を描いた作品として興味深かった。

登場人物は店主の永瀬正敏と常連客の中学生、あとはオーナーの浅田美代子、病棟の市原悦子くらいなのだが、その中で描かれる一生はそのほとんどが想像の世界になる。それでも最後の一コマが輝くことでほっとするのである。
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2016年07月19日

アゲイン 28年目の甲子園 #2383

2015年/日本/120分

重松清原作。マスターズ甲子園ってあるの知らなかった。卒業してからもこういうつながりがあって羨ましい。ずっと見ながら高校の時クラブ活動の一つでもやっとけばよかったと後悔して見ていた。

物語は甲子園の県予選の決勝の前日に暴力事件を起こし出場辞退になったチーム、その張本人が震災でなくなり、娘がマスターズ甲子園に関わったところから始まる。そしてその事件の真相が解明される。一生消えないと思っていた傷が本当は誤解だったことを知り・・・。

野球のシーンは結構盛り込まれてるが、あっさりはしている。マスターズそのものがそれほどガチガチではなく楽しむことを目的としていることもあるが、少しゆるいほうが見てる方も気楽だな。
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2016年06月24日

黄線地帯(イエローライン)#2373

1960年 日本 79分

カラーになった地帯シリーズ第3弾。殺し屋が任務を終えたあと、依頼人とはぐれてしまい電話ボックスの女をさらって神戸に逃げる。女はお札(なんと100円札!)に一緒にいる男は人殺しというメッセージを書いて知らせようとするが・・。
電話の相手の恋人が殺し屋を追い、お札をたまたま受け取ったOLを経て、話は地下売春シンジケートへと進んでいく・・。

殺し屋役の天知茂の生い立ちが不幸で、人質の女がストックホルム症候群っぽく同情するんだけど、男は殺しをやめず、ついには破滅への道を歩む。仮面パーティーの富裕層と殺し屋の貧困層の形を変えたバトルが始まる・・。

地下に潜った売春組織なんだけど、現代では普通によくあるパターンだけど、当時としては衝撃的だったのではなかろうか?神戸駅がど田舎駅なのに驚いた^^;
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2016年05月20日

インサイドヘッド #2346

2015年 アメリカ 94分

最近見てなかったピクサー映画シリーズ。今回はオタキングが紹介してたので見てみた
http://ch.nicovideo.jp/ex/blomaga/ar850224
http://ch.nicovideo.jp/ex/blomaga/ar850228

ヨロコビが多かったはずの子供の時代から、徐々にカナシミが増えてくる反抗期、そして大人へと変わっていく感情をそれぞれの感情をキャラクターに見立てて進行していく。一見複雑そうに聞こえるかもしれないけど、話はわかりやすい。段々と子供の頃の気持ちや思い出を思い出してジワーっとしてくる。
さすがピクサー!
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2016年05月05日

イニシエーション・ラブ #2336

2015年 日本 110分

先に原作を読んだんだけど、最後の1ページですべてがひっくり返る秀作!これをどうやって映像化するのかな、と思ってたら、見事に再現しました!最後は5分ですべての種明かしをする構成だけれども、すっきりわかってよかった!最初からネタ知ってても面白かった。初めて映画で見る人はもう一回見直して見たくなること間違い無し。80年代の流行とかも入れてて懐かしく見た。

SideAとBをうまくつないで、共通で出てくる前田敦子がまさかああだとはわからないような進行。よくこういう話をおもいつくよなー!乾くるみに乾杯!実は男だったとは!
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2016年04月02日

エイプリルフールズ #2324

2015年 日本 118分

27人の豪華キャストで送る群像劇。どこかでつながっているところが楽しい。コメディでありながら複雑な人間関係をうまく順序良くあらわしてるのいい脚本だ!リーガルハイは見たこと無いけど、「キサラギ」と同じ古沢良太脚本だそうで、この人の映画はチェックしないとね。

軸になるのは偽外科医の松坂桃李が騙した女戸田恵梨香。レストランで客全員を監禁して鉄砲で脅す。なぜその鉄砲を持ってたのかといえば、不器用なヒットマン寺島進が娘を誘拐して連れ回した際に、娘がかばんを入れ替えてたから。娘の今の父親は運転手をしてて、宮内庁の大物らしき夫婦を案内する。その夫婦は妻が病気で最後のバカンスを楽しむところだった。ちなみに妻と○○は同じ職場。レストランに居合わせた客もつながりのある人が多く、ミュージシャンの2人は夫婦が乗る客船でコンサートの予定だった。怪しい男は入院先で刑事の高嶋政伸に遭遇することになるのだが、その刑事が追いかけていたのが詐欺師のりりぃ。ネットでUFOを呼ぶ書き込みをする。それを真に受けた引きこもり中学生とかまだまだ全部は書ききれないが、最後はホッとする心温まるストーリー。日本映画でもここまで完成度が高いと嬉しいねえ
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2016年03月23日

悼む人 #2319

2015年 日本 

天童荒太の直木賞受賞作で80万部超えのヒット小説の映画化。不幸な死に方をした人を悼むという行為を繰り返している青年が、ネットで有名になってしまい雑誌記者の目に留まる。天童荒太っぽい骨太のストーリー。

死を巡るあれこれは、おくりびととかの映画でも表現されたが、殺し殺されにまつわるネタは見ていて辛いものがあったり、悼む人がいるというだけで救われる気持ちになるだろう、と見ている方も感動がある。

中心に描かれているのは石田ゆり子と井浦新の倒錯した恋人たち、育ち方が不幸だと恋する相手も自分が不幸になる相手ばかり、最後は愛が死につながる。死んだはずの井浦新は幽霊?として主人公高良健吾の前に現れる。不思議な話のように見えるけど、そんなことは不自然とは感じない展開だ。多分原作ではもっと深いんだろうから、映画だけでは表現できない部分もあるのでは?
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2016年02月10日

撃てない警官(連続ドラマW)#2301

2016年 wowow 全5回

田辺誠一主演の警察ドラマ。初回から嶋田久作がめちゃくちゃ厳しい指導役で、その後もめちゃくちゃやってる。警察官の子供のイジメ問題とか、天下り先の病院の話とか幾つかのエピソードが進行するのだが、なんかあまり収束しないまま終わったような??最終話にしていきなり主役クラスのともさかりえが端役で登場!・・と思ったらやっぱり話に絡んでくるし。最終話は他にやることあるでしょうがーとか思いつつ。高橋和也はこの手の役が似合う役者になりましたねえ。
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2016年02月09日

荒地の恋(連続ドラマW)#2400

2016年 wowow 全5話

 ねじめ正一の原作のドラマ化。昭和50年代から平成までの時代背景で50過ぎた詩人の恋を描き、残された人生をどう生きるかを問うた作品。

なのだが、10代からの親友の妻・鈴木京香と恋に落ち、挙げ句の果てにはその彼女も捨てて若い女に走るという、豊川悦司とは言え??50過ぎてそんなにモテたら羨ましいなーくらいの感想でしか無かった^^;詩人ってモテるんだろうか??仲間は次々に酒に溺れて死んでいく。主人公もまた死の影が迫る。頭がおかしくなりそうだった妻・富田靖子も再生し、それぞれが残りの人生を生きていく。。。

うまくいけばいいよねえ。ロマンあるよねえ。でも、こんなことあるのかーみたいな。でも面白かったです。
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2016年02月02日

お早よう #2397

1959年 日本 94分 小津安二郎

小津監督の50作目の映画だそうな。少年たちの目線から大人の世界を覗き込む。河川敷近くの長屋に住む兄弟が主人公。どこも同じような作りの住宅が並び、酔って間違えて隣の家に帰ってきたりしてる。世の中はテレビが普及し始めて、テレビのある家に子どもたちは集まって相撲を見ている。近所の先生に英語を習いに行ってるが、テレビの誘惑には勝てず、サボって見ているのを咎められる。言い合いになって最後はプチ家出してテレビ買ってもらって大団円!っていう幼いころ見たケンちゃんシリーズみたいな平和な話。でもなんか芸術的で見てて落ち着く。
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2016年01月20日

アメリカン・スナイパー #2388

2015年 アメリカ 133分 クリント・イーストウッド

実在した伝説のスナイパーをモデルにした作品。戦争でのシーンがビシビシ伝わってくる。ラスト10分くらいで日常に戻ったものの戦争体験が抜け切れず、、、っていうシーンが映されるんだけど、それだけでも一本の映画になりそう。実際、戻ったあとも狙われていたようで、遺族に配慮してそのシーンはなかったが、殺害されている。敵から見たら脅威の存在だ。

リアルというか生めかしいというか、日本の某シー○ズとか言ってるのが、みっともなく感じる。同一と思ってないだろうなあ。
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2016年01月14日

栄光への5000キロ #2385

1969年 日本 177分

カラーで石原裕次郎がバリバリ動いているのを見れる貴重な?作品。私の年代だと、カラーになってからの裕次郎は太陽にほえろ!のボスみたいにあまり動いてなくて、気づけば亡くなってたイメージしかなく、アクションなどは白黒でしか見たことがなかった。この主演作は3時間まるまる大活躍で逆に新鮮だった。三船御大や仲代御大との共演も貴重だし、浅丘ルリ子がキレイ!

日産のサファリ・ラリー優勝のドキュメントを映画化したもので、日産という名前はそのまま出てくる。カークラッシャーの異名の通り、車を壊すためのレースみたいな過酷なレースに挑む!
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2016年01月05日

美しき三つの嘘(ドラマ2016)#2380

2016年 フジテレビ

湊かなえ角田光代三浦しをん

今をときめく3人の女流作家のオムニバスドラマ。刑事役で共通して出てる三浦友和がなんとなく3つの話をつないでいる。湊かなえのは、映像トリックで現在と過去を交互に映し、最後に誰が誰だったかがわかる作りになっていてすっかり騙された。気付かずに終わった人もいるのでは?

三浦しをんが一番スリラーっぽくって、そういうイメージが作者になかったので驚いた。ていうか女性だったの知らなかった。男性的なストーリーと文章だと思っていた。

角田光代のはそれっぽい感じ。

どれも面白かった!
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2016年01月01日

秋日和 #2379

父親に先立たれた娘と母親の愛情物語。古い時代なのもあるけど、若者が現代ふうじゃないことを差し置いても、姉妹みたいな母娘。原節子綺麗すぎ!

母親の再婚話と娘の結婚が同時期に発生してもめる母娘。友達も巻き込んでひと騒動するんだけど、これ今でも十分おこりそうなドラマだなー。40-60代のシングル層にこの映画見せて婚活パーティとかいんじゃない?

年末年始のゆっくりとした雰囲気の中のんびり見るにはいい映画でした!
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2015年12月29日

おっぱいバレー #2378

70年代サウンドが次々に流れてくるのが嬉しい!
女子に完封負けするどーしようもない男子バレー部が、新しく赴任してきた若い女の先生と、一勝したらおっぱい見せてくれるっていう約束を成り行きで取り付けちゃって、そこからひたすら頑張るっていう話。

これまでのスポ根とは、全く違うんだけど、動機はどうであれみんなで一丸となる青春の一コマは結構泣ける!

時代背景的に、中学を卒業して親の仕事を手伝って高校には行かない子がいたり、友達との思い出作りがこんなに貴重だったとは!私ももっと大事にすればよかったなー。

うちの近所でロケやってて見慣れた場所も登場!
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2015年11月18日

海に降る(連続ドラマW)#2353

2015年 wowow 全6話

実際にある深海有人調査船「しんかい6500」を舞台に、深海に宇宙はあると言い残しで事故で亡くなった父(時任三郎)の後を継いで女性パイロットとなった娘(有村架純)の姿を描く。

深海の宇宙ってそりゃ、比喩表現だろ?と思うんだけど、それでも宇宙のような現象が深海で見られるかもしれないというロマンも感じる。でも深海ってグロテスクな生き物とかいそうでこえーなー(笑)

初の女性パイロットということでマスコミ対策とからかわれたりしながら、最初の深海でダウンしてしまったり失敗続きの女性を有村架純ちゃんはまり役でやっている。エンジニアらと衝突したり、ドラマ的な部分もあるけれど、この業界もいろいろ深そうだなーと思った。
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2015年11月09日

悪魔のいけにえ #2348

1974年 アメリカ 83分

テキサス・チェーンソーなんたらってのが原題で、今年40年なんで画像をキレイに加工したバージョンが作られたっていうほどの名作。確かに今見ても懐かしいホラーっぽい部分も面白いのだが、それ以上にシンプルで良く出来てると感じる。

モデルとなった事件が存在するようだが、監督的にはあまり関係ないみたい。男女5人組が来るまで帰省中に変な男をヒッチハイクさせるとそいつの奇行が始まる。休憩中に立ち寄った家はそいつの家族であるレーザーフェイスたちが住んでいる家だった。

レーザーフェイスと言えば、20年位前日本のプロレス団体で一世を風靡したレスラーがいて、私も実際に生で見たが、チェーンソーの爆音が大迫力で会場の中を逃げまわった。映画の中のレーザーフェイスも改めて見ると完コピされてて、感情はわからないのにハチャメチャに暴れまわるキャラ立ちした怪物。それだけならまだしも出てくる人みんな変わってて逃げまわるヒロインの悲鳴が続く。

その後似たような映画化たくさん作られたが、オリジナルでこれをつくるってのはすげーや
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2015年10月28日

イエスマン “YES”は人生のパスワード #2345

2008年 アメリカ 104分 ジム・キャリー

なんでもNo!という気難しい性格の主人公が、友人に誘われて自己啓発セミナーを受ける。そこは人生のすべてを受け入れ、全てにYesと言おう!というセミナーだった。早速Yesと言い始めた主人公に直ぐに効果が出てくる。ガソリンスタンドで出会った彼女と急接近、うまくいくように見えたが、一緒に旅行にいくはずの空港でトラブルに巻き込まれる・・・。

映画だから、というようなありえないコトが起こるわけではなく、確かにYesと言うことで起こりうる展開である。大袈裟じゃないところが親しめる。多分自己啓発セミナーをパロディにしている部分もあるんだろうけど、嫌味じゃなく受け入れられた。Yes!やってみようかな
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2015年10月21日

一条さゆり 濡れた欲情 #2339

1972年 日本 70分

実在したストリッパー一条さゆりが本人役で出演する実録風映画。ほとんどは一条を羨むストリッパーの伊佐山ひろ子が出ずっぱり脱ぎっぱなし。ロマンポルノだけあって脱ぎ方もハンパない!舞台で客に股広げたり、路上で脱いだり、路地裏で放尿したり・・。ここから現在もまだ女優で活躍してるんだから凄いね。

ストリッパーとそのヒモ男、取り締まる警察が入り混じり、ヒモ男はろくな事しないんだけども、よく描かれるようなストリップ劇場の風景である。歴史的文化的?な価値も出てきそうな作品。意外な掘り出し物かも?
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