2016年06月27日

風に立つライオン #2375

2015年 日本 139分

 さだまさし原作の小説の映画化。ラストに流れる同名の主題歌が妙にいい歌だナーと思っていたけど、歌自体は1987年の作品。もしかしてその頃からこういう小説のプロットをお持ちだったのだろうか??と思ったら実在するる柴田紘一郎がモデルだそうだ。・・かくして天は二物を与えずというが、歌手でも小説家でもすごい作品を残している。

 前半はアフリカで活躍する医師の話。後半から徐々に過去や日本の話しがクロスしていき、もしやこの話は・・・と思っていたら・・・。

 石原さとみ、よくあんなとこまで行ってロケに参加したものだ。個人的には真木よう子の田舎の二代目お医者さんがばっちりで良かった。
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2016年06月22日

黒線地帯 #2371

1960年 日本 80分

石井輝男の地帯シリーズ第2弾。前回のソープランドに続き、黒線とは麻薬組織のこと。赤線防止法で地下に潜った売春組織でもあるようだ。今回は記者の天知茂が麻薬組織に挑む。ポン中の売春女が出てきたり、キャバレーのポールダンサーが出てきたり、キワドイ描写もたくさん。古き良き時代の日本の景色も堪能できます。今とは全く違う新宿とか貴重!

探偵役の天知とキャバレーの女のロマンスっぽい軸もあって事件を和らげてる。
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2016年06月17日

刑事物語 #2359

1982年 日本 110分

武田鉄矢の人気シリーズ。ペンネームで原作脚本も書いている。この人各年代で確実にヒット作があるんだよねえ。才能のなせる業かな。今回のハンガーアクションもかなり練習したみたいだし、努力もしっかりされてるんだろうねえ。
このシリーズ、かなり懐かしい。確か全部見たと思うんだけど、片山刑事が全国を旅?じゃなくて転勤しながらヒロインと出会い、犯人をやっつけるという話。第一作目のヒロインは・・・この映画だけで引退してしまったらしい。デビューからハードなヌードシーン、ろうあ者の役で、大変だったんだろうか?かなりセクシーなボデーだったのでそっち系の役ばかり来たのかも??
ま、それは置いといて、トルコを舞台に暗躍する組織を追い詰め、ついついやり過ぎたりもする、そしてバトルにはとことん強いヒーローだ。
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2016年06月13日

蜘蛛の鐘 #2357

日本 1998年 83分

蛇の道と主人公哀川翔は同じ名前で、子供を殺された設定まで同じだけど、リンクするのは最初だけであとは別の話。相手に復讐を果たしたあと、旧友のダンカンに再開し、謎の仕事を手伝うようになる。
話の中に出てくる小話がやたら怖い。パラシュートを点けてなくて落下してしまった男が恐怖のあまり失神する目が覚めるとまだ落下の途中である。もう失神もできなくなった・・・。とか南極で一番怖いのはシロクマに出会うことだとか・・。ダンカンの会社もやたらと謎めいててその設定の妙(のバカバカしさ??)に驚く。

出てくる人たちも寺島進や大杉漣、ダンカンとたけし映画っぽい。
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2016年05月12日

キッズ・リターン 再会の時 #2340

2013年 日本 113分

たけしのキッズ・リターンの続編・・・とは明確には謳ってない。助監督だった北野監督の“愛弟子”清水浩監督による10年後を描いた作品。たけしは原案。

キッズ・リターンが実際に長い年月をかけて撮られた作品だったので、今回も同じキャストで、という期待はしていたのだが、平岡祐太と三浦貴大による共演。17年前の作品の10年後なんで、少し若返るくらいがちょうどよいのか??そこだけ物足りない感じはあった。

で、17年経った彼らは、ボクサーもそこそこ、ヤクザも警察の取り締まりが厳しくて冴えない日々。その中で再会したことで、もう一度燃え上がっていく!

地味な役者のなにげないキャラが面白い。警備のやる気ない文句ばっかり言ってる先輩とか。たけし監督でも良かったのに。
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2016年04月30日

刑事の勲章(横山秀夫ドラマ2016)#2335

2016年 TBS 横山秀夫

以前同局でドラマ化された「刑事」のリメイク。刑事たちに気を休める時間を作ろうと、退所後の警察手帳の一括保管を始めたがその中の手帳が紛失、同時期に起こるスナックのママの強盗殺人では、たまたまその前にその場所に立ち寄った、刑事課に配属されたばかりの事務方の刑事長谷川朝晴がいたばかりに、捜査に絡む。

設定はほぼ同じ、叙勲の候補を誰にするかと考えたり、最後はなくなってしまう寺田農がそんなのよりもほしいのは刑事の勲章だと、今回も庶務の二渡は悩ましい立場に置かれる。麻木久仁子がやってた同僚役を和久井映見。
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2016年04月07日

この街の生命に(ドラマW) #2326

2016年 wowow

ペットの殺処分場を舞台に、どうしたら殺処分ゼロになるかを目指すヒューマニズム溢れる人々を描く。現代人の生活にペットは欠かせないものになってて、災害の際にもペットを助けるのが当たり前になってきた。にも関わらず、途中で飼えなくなったからと捨てられるペットも後を絶たない。この矛盾した社会に一石を投じる大事なドラマだとは思うが、なかなかこういうテーマはウケるかどうかは微妙だ。ドラマWはけっこうこういうテーマを取り上げる。冒頭から職員が夢にうなされて夜間お漏らしする、ってところから、加瀬亮が現状に悩み、他の職員との軋轢とか、新しく室長として任命され得t来た田中裕子が殺処分ゼロを目指して雰囲気を変えようとするとことか、おそらく全国でこういうコトが起きてるんだろうなーというリアルな感じでした

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2016年03月28日

顔 #2322

2000年 日本 123分

NHKの達人達という対談番組で、この映画の監督の阪本順治が千原Jrと対談した際、引用されていた映画で、少し興味があったがBSでオンエアされていたのでチェック。引きこもりで暗い人生を送っていた35歳の女性が、対称的に派手な妹を衝動的に殺してしまい、逃亡する。すぐに指名手配されるが、最新の写真が中学の卒業時のものしかなく、逃亡先の別府のスナックで働き始める。それまでとは全く違ったスナックでの生活が彼女を生き生きとさせていくが、ママの弟(豊川悦司)がヤクザの抗争で死に、それがきっかけでまた逃亡するハメになる。

福田和子事件をモチーフにしてるらしいが、見ていると最初に主演の藤山直美ありきで作ったような印象を受けるほど、彼女のインパクトが大きい。最初の冴えない時とスナックで活き活きしてる時は別人のよう、さすが女優。捕まるか捕まらないかとか、どうでもよくなってしまうので、もっといろんな場所での逃亡生活も見てたかったような?

たまたま出会う佐藤浩市が別府の楽天地でこどもとアヒルレース見てるシーンが懐かしく、今度行ってみようかと思ってしまった。
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2016年03月17日

きんぴか(連続ドラマW)#2317

2016年 全5回 wowow

浅田次郎の小説をドラマ化。硬派なやくざモノ。中井貴一が主演で渋いヤクザの役をやっている。この人なんでもデキちゃうね。で、それが軸かと思いきや、ユースケやピエールもしっかり絡んできて三つ巴の様相。飯島直子がヒロインで恋模様も・・。すげーな、20年くらいタイムスリップした感じ。まだまだ現役乙です。

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2016年02月05日

GODZILLA #2399

2014年 アメリカ 123分

98年以来16年ぶりにアメリカのゴジラ。日本も舞台になってて、原子力発電所の事故とか津波のシーンとかかなり際どいのもあるんだけど、それよりも何よりもゴジラと怪獣ムートーのバトルシーンがリアルですごい映像だったのでぶっ飛んだ。前置きのストーリーいるのかなとか思っちゃった。思えば初期のゴジラって社会派ではあったけれども、現代とはちょっと違う価値観みたいでゴジラの受け入れ方もちょいと異なるわけで、現代版だとやっぱりこんな感じ何だなーと改めて感じた。最初にゴジラが出現したとされる年度も1954年とオリジナルに合わせてて、98年版と違い日本版に近い感じ。渡辺謙も出てるし。ゴジラの造形もバッチリじゃないかな?!で、まさかの別の怪獣登場。否応なくシリーズ化期待してしまう。
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2016年01月27日

巨人と玩具 #2393

1958年 日本 96分

証人の椅子に続き開高健原作の映画。これは全部チェックしなきゃと思っていたら、映画化されたの2作だけだった。およよ。後半は冒険モノのエッセイが多かったけど、原作小説も面白い。

この作品は、戦後の経済成長期にキャラメルを売るためにマスコミを使って大々的にアピールしてV字回復・・するはずの話。3つどもえの菓子メーカーの中、苦戦するワールド製菓で、なんとか苦戦する上司と部下のコンビ、上司は挙句の果てに覚せい剤でボロボロになり、部下も大した仕事はできずに終わってしまう。

時代背景がわからないのでなんとも言えないが、今となってはありがち?な話なのかも
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2016年01月26日

荒野のストレンジャー #2392

1973年 アメリカ 103分 クリント・イーストウッド

イーストウッドの監督作品2作目。流れ者のイーストウッドが、立ち寄った街でからんできた3人組をぶち殺しちゃった、でもその3人組は街に雇われた用心棒、近日中に出所してくる悪に備えるため、倒した人間に頼むしかないってことで、イーストウッドに白羽の矢が。身から出た錆とはいえ、破格の条件で頼まれることに。しかしハチャメチャなものを用意させようとする。しかも自分はいい女を見つけては寝てるし。そのパズルが埋まって大団円なんだけれども、なんだかむちゃくちゃな話やなー。こういうことしてるから数十年後に訴訟社会になっちゃうでしょ(笑)これ前も書いたような。それと書かないけどオチがしっかり!
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黒の斜面(ドラマ2016)#2391

2016年 テレビ朝日

1970年の映画で、その後も何度もテレビドラマ化されているおなじみの作品(のようだが、初めて知った。黒シリーズとは違うみたい)。飛行機のチケットを渡して自分は乗らずに不倫相手のところに行ったら、その飛行機が墜落して、翌日知ったものの、出るに出られず・・という定番っぽいけど永遠に頭をかすめる展開がウケてるのかな。

今回は殺人事件を絡めて、犯人は誰的な要素も入れてるんだけど、原田泰造が遠藤久美子の首を絞めてる冒頭のシーン、反則じゃない?結局主人公が犯人と思わせといて二転三転する展開・・。同時に2人と不倫するとか無理あるよね。一人の内山理名はイケイケで目が離せないし。妻の檀れいも探偵役として話に入って来るような来ないような・・。まあちょっと退屈しないで刺激があってよかったかな。
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2015年12月28日

誤断(連続ドラマW)#2376

2015年 wowow 全6回

薬剤メーカーのかつての副作用にまつわる問題を当時を知らない若い社員(玉山鉄二)が直面することとなり、逃げずに立ち向かっていく。「長原病」として市民の間には知れ渡っているのに、因果関係を立証できないと責任を取ることを逃げまわっている製薬会社。今もなおその後処理は終わっていない。

味方と思っていた顧問弁護士の柳葉敏郎が実は被害者遺族で、途中で寝返り、主人公は孤独な戦いを強いられる。上司の小林薫が悪役として描かれていくが、彼にもまたドラマがあり・・。

社会派ドラマとしては重い内容。見終わったら満腹感・・
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2015年12月25日

黒蜥蜴(江戸川乱歩ドラマ2015)#2374

2015年

乱歩のものとは思えない指紋認証とか瞳認証とかハイテクを駆使して守られている宝石がイリュージョンショーとともに姿を消した・・。かと思われたが出てきた。同時に持ち主の娘が消えた。がやっぱりすぐ現れた。怪盗黒蜥蜴の招待もイリュージョンのマジシャンだと直ぐに判明、進んでるような進んでないような一進一退の中、事件は起きるような起きないような(笑)

明智探偵(渡部篤郎)と黒蜥蜴(真矢みき)が恋に堕ちるっていう設定は意外と面白かった。続編できてもおかしく無さそうで。黒蜥蜴の出現にまつわるストーリーもそれなりで、怪盗が悪く描かれてないところもよい。年1くらいでやらないかなー
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2015年12月21日

5人のジュンコ(連続ドラマW2015)#2372

男を騙して保険金殺人して捕まった佐竹ジュンコ(小池栄子)から始まり、彼女を追うルポライターの松雪泰子の視点から5人のジュンコが交錯していく。

軽いところから書けば資産家の麻生祐未は、魔性の女でスナックで財産を築くがその子どもたちは全く恩恵を受けられず、店を乗っ取った杉田かおるといざこざの末・・・。
松雪のかつての同僚の西田尚美は旦那の会社の上下関係で団地の中でつらい思いをしている。
この2人はどこかで佐竹ジュンコとつながっている。
そして最も佐竹ジュンコに迷惑をかけられているミムラは、過去の思い出したくない思い出を松雪に語り始める。

それぞれが罪を犯さざるを得ない状況に追い込まれ、人生の歯車が狂っていく。一番の悪女は一体??

世間を震撼させる逮捕劇から始まり、探偵役の人にもいろいろと事件が起こり、最後に大逆転。こういう群像劇、面白いなー。原作の真梨幸子、何冊か読んだがこれはまだ未読。作品の中では一番いいのでは?
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2015年12月17日

96時間/レクイエム #2369

2014年 フランス 116分(ロングバージョン)

第3弾!毎回巻き込まれる家族、今回はついに妻が殺されちゃう。なんだか組織ぐるみではめられることになり、結局娘も捉えられてしまう。今までのような一人で立ち向かう感じから少し複雑になってきたような??3作目ともなると、バリエーションも変わってくるねー。

ラストの離陸寸前の飛行機を自動車で阻止するところは圧巻。大丈夫かいあんな撮影!4も作れば売れるんだろうけど、俺的にはもういいかな??1と2は非常に良かっただけに。
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2015年12月16日

神様はバリにいる #2368

2015年 日本 

モデルとなっている「兄貴」が実在の人物であることから注目された作品。実際に会いにいけるらしい。成功本が流行している昨今で、ストレートに言葉を伝えるわかりやすさから人気に火がついた。映画の中で尾野真千子がやっているバリに流れ着いいた日本人は原作では男。元が男っていう役彼女得意だねー。

映画になるくらいすごい人生、一度実際にあってみたいものだ。ちなみに4巻まで読んだけど、面白かった!特に第1作目を読んだ時のインパクト!こういう人生は今更送れないかもしれないが、せめてこういうキャラで生きていきたいものである。
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2015年12月09日

神様の言うとおり #2364

2014年 日本 

バトルロワイヤルから始まった?不条理ストーリー。原作も第1部まで読んだけど、かなりエグい。そのまんま映像化したって感じ。三池崇史監督だけあって、マンガよりもエグいかも??

そもそも原作も1部は完結しないまま主人公が○んで終わるんだけど、2部はまだ続いていて、結構壮大なストーリーだ。読者の予想を覆すハチャメチャな話と思わせといて結構緻密に組まれてるっぽい(まだ終わってないからわからんけど)。なので、未完の話を映画でまとめるってのが大変なんだろうけど、それを思わせないパワーだった。途中で気持ち悪くてみるの止めよかなーと何度も。

マンガだけに実現できると思われていた敵キャラも再現し、無駄に制作費かけてる気もしなくもないが、さらに続編で原作の世界に迫れるのか注目したいところだ
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2015年11月29日

恋の罪 #2361

東電OL殺人事件をモチーフに、園子温ワールドを炸裂させた作品。いやー凄かった!

丸山町のボロアパートで猟奇殺人発生。情事の途中で現場に向かう女刑事水野美紀から始まる。バラバラ死体の暗い雰囲気から一転、人気作家夫婦の俺様的私生活が映し出される。この女性神楽坂恵が、死体になるのか?と思わせる展開なんだけど、事件すら忘れてしまうくらい、女が裏の世界に落ちていく。

スーパーのバイトから、女性カメラマンに声をかけられ、AV撮られて、でもそれをいい転機にして、自らケバい格好で渋谷に出て行くようになる。

この辺りの展開は、いかにも、ではあるのだが、女がそれを転落と捉えてない所が妙に印象的だった。

そこで事件のもう一人の登場人物と出会うのだが、こっちの女性富樫真もまた強烈だ。後半は彼女を中心に回る。

時折、第三者である刑事の視点が挟まり、どっちかが殺されるんだとハッとするが、この刑事もまた、夫の後輩と不倫していたりする。何気なく夫が語る過去のエピソードがあとで効いてくる。

そして、全てが判明した後、エンドロールにまさかの伏線があったことがわかる。

現在過去未来、そしてその先まで、交錯させながらうまい脚本だった。

しかし、園子温監督、将来の妻に凄い演技させるんだから、まったく!
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