2016年11月24日

クワイエットルームにようこそ #2421

2007年 日本 118分

松尾スズキ原作脚本監督作品。原作は芥川賞候補にもなった。精神病院のクワイエットルームで目が覚めた主人公内田有紀は、なぜ自分がそこにいるのかもわからないまま手足をつながれて理不尽な目にあっている。同居人の宮藤官九郎が訪れて段々と記憶を取り戻していくと・・・。

精神病院が舞台なので、キワドイ描写も多々あり、下手すれば物議を醸しそう。ただ舞台作家的には作りやすい?かと。ちょっとぶっ飛んだキャラの連発よりも、回想シーンのほうが落ち着いて見れる・・と思ったら、回想でもはちゃめちゃ。

内田有紀は、アイドルデビューの頃ファンだったんだけど、結婚離婚を経て現在が一番売れてるんじゃないかな。現在の姿を予想できてたかどうかわからんけど、やっぱり芸に磨きがかかってきてるのか、こういうぶっ飛びの役もこなしていた。
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獄門島 #2420

2016年 NHKBS  横溝正史映画

BS制作のドラマ。CM入らないので一気に進んでBSだと映画っぽくていいなあ。で、長谷川博己の金田一シリーズ(になるかどうかわからないけど)第1弾としては、おなじみの獄門島。鐘の中から死体発見、鬼頭家の本家と分家争いという家系のドロドロ、横溝テイストをしっかり周到した作品。

長谷川博己は謎解きの部分でこれまでとは違う金田一像をやっててちょっと狂った感じが大げさだったけど、これで行くのかな。
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2016年11月01日

きみはいい子 #2413

2015年 日本 121分

中脇初枝による小説を呉美保監督が映画化。幾つかのエピソードが代わる代わる進んでいくのがうまいなーと思っていたが、連作短編の映画化だった。小学校を舞台にしたら一人強烈な悪い子がいて、その子を軸に進んだりするのが多いけど、今回のは一つの事項にあまり深入りせず、出てきた問題はみんながどこかで持っている問題として描かれているのか?そこは見てる側が判断するとして、小学校は学級崩壊してるし、いじめとか家庭内虐待とか大変な問題を2年目の若手教師高良健吾が熱演。

自分の子供を虐待してしまう尾野真千子が講演で池脇千鶴に出会い、自分のことを受け止めてくれるエピソード、認知症高齢者が知的障害の子供が挨拶してくれるのを楽しみに生きている話、どれもサラリと心に刺さる。

もともとは2010年の大阪2幼児置き去り死事件をきっかけに執筆された児童虐待をテーマとした作品らしいが、現代の社会問題をうまく扱っていていい映画だと思った。子役が光ってるねー
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2016年10月14日

ゲーム #2405

1997年 アメリカ 128分 デヴィッド・フィンチャー

弟が仕掛けたゲームが現実なのかゲームなのかわからなくなり、狂気の世界にハマっていく大富豪の1日を描いた作品。これはゲームだたというオチになることはある程度予想はつくんだけれども、ではどこまでがゲームなんだろうかと二転三転、もしやまだまだ??ってところで終わるんで、面白い。

今の生活と、象徴となるものの脱却、新しい人生への選択、パートナーの出現、いろいろ伏線があるので見逃さないよう。

この映画に出てくるCRS社はターミネーター3にも社名が出てくるらしい。今度注意して見てみようっと。
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2016年09月19日

ギャラクシー街道 #2397

2015年 日本 110分 三谷幸喜映画

興行成績もそれまでよりガタ落ちして悪評高い作品だったが、たしかに馬鹿馬鹿しい描写やあえて低予算っぽいセット、三流のギャグを駆使してはいたが、三谷テイスト満載で面白かった。場所限定(ギャラクシー街道に浮かぶUFO型のハンバーガー店)で、そこに訪れる人達が、次々につながっていって、伏線もあってーの無駄な設定がまるでないところがすばらしい。

ざっと書けば、主人公夫婦が香取慎吾と綾瀬はるかで、綾瀬に言い寄るリフォーム業者が遠藤憲一、宇宙人の人間とは違った性表現が紛らわしくて翻弄されるんだけど、遠藤が両性具有で妊娠して30分で卵を生む宇宙人。
も一つ山本耕史が客引きしてコールガールを石丸幹二に掴ませるんだけど、これもまた・・。
香取の結婚前の恋人優香が新しい恋人の梶原善を連れてくるんだけど、これもまた脱皮したりして。
小栗旬はヒーローであることを隠さねばならない隊員だが、恋人の秋元才加とうまくいってない。秋元は別の男と結婚すると言いだすのだが。。(秋元才加、美人やったなー!路線決めればもっと売れそうなのに)
なんて感じ。
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2016年09月15日

賢者の愛(連続ドラマW2016)#2395

2016年 wowow 全4回

山田詠美原作の愛憎物語をドラマ化。こういうドロドロ話は面白いんだけど、復讐する中山美穂がいい人過ぎて、逆に高岡早紀が悪すぎて、極端な感じになってしまった。中山美穂がもっとワルっぽさを出してたほうが良かったかも。その分存分に発揮した高岡早紀、似合いすぎる!

幼い頃から自分のものをすべて奪い取ってきた友人とかつての憧れの男の息子を、生まれた時から調教し、自分好みに育てていく。谷崎潤一郎の痴人の愛をモチーフに、禁断の愛の形を描く問題作。でも普通はこういうことしないよねー(笑)
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2016年09月05日

哀しい気分でジョーク #2390

1985年 日本 108分

漫才ブームでたけしが歌歌ったり映画に主演したりしてた頃の作品。ああ懐かしい。たけしの歌は実は結構好きだった。劇中出てくる「抱いた腰がチャチャチャ」が一番売れてたと思うけど、その次の「OKマリアンヌ」と売れてないけど「いたいけな夏」ってのが良かったんだよねえ。

で、映画もその後のたけし映画とは違って、たけしはほぼ本人の芸人役。たけしのために作られたシナリオだろう。たしかに当時の漫才ブームは凄かった。
で、小さい子供ネタ、これ泣けるよねー。たけしの無愛想なところも似合ってる。こんなことなら(自分が30年後に見て懐かしくて感動するんだったら)もっと当時撮っといて欲しかったなー。リバイバル放送wowowブラボー
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2016年08月15日

希望が丘の人びと(連続ドラマW)#2387

2016年 wowow 全5話

重松清原作のドラマ化。突然妻に先立たれて家族のバラスを失ってしまった父と娘と息子。希望が丘ニュータウンに住むことで、妻の過去や思いを実現していこうと再起していく家族の物語。
近所づきあいが疎遠の現在に人のつながりで生きていくことを改めて考える。反抗期の娘と父親の争いも他人事とは思えない。このへんの父親が主役の物語は重松清の得意分野かな。
ラーメンズいい味出してた
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2016年07月11日

グーグーだって猫である2(WOWOW連続ドラマ) #2381

2016年 WOWOW 全5回

続編。何気ない日常の話なんで、何話でも創れるな。主にアシスタントの黒木華、入れ替わりで入った前田敦子のエピソードを織り交ぜながら、十何年か連れ添ったグーグーが死んでまた別のネコと暮らすとこからはじまる。先生の家の2階に張り込む刑事イッセー尾形とか、担当のマリッジブルーとか、ほとんど町内から出たことのない先生が富士山まで行ったりとか、ま、文字で書いちゃうと1行で終わるんだけど、ほのぼのと展開していきます。宮沢りえもこういうのが似合う年代に・・。
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カンゾー先生 #2380

1998年 日本 129分

坂口安吾原作、今村昌平監督の映画。戦中に肝炎の研究に携わった一人の町医者の奮闘記。肝炎は不治の病とされていた時代に、今みたいな機材もなく顕微鏡一つで立ち向かった街の普通の開業医。「死」がテーマなので、重くなりがちなところを、笑いも含めた喜劇映画に仕上がった。医者が死を宣告したあと、死を整える職業?なんと表現するかわからないけど、確かに必要だったろう、と思える人や、研究のためにもうだめそうな人にお願いして肝臓を取らしてもらったり・・。そういう人たちのおかげで現在の医学の発展があるんだろう。今では考えられないけど。原作もこういうコメディ風なのかな?

若き日の麻生久美子が誰だかわからなかった〜
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2016年06月28日

火線地帯 #2376

1961年 日本 79分

地帯シリーズ第5弾。だんだん青春ヤクザ映画みたいになってきた。と思ったら監督が石井輝男から変更。ちょっと売春組織から離れちゃったかな。拳銃の売買に絡み、勢いのある若者がヤクザから拳銃を奪い奔走する。夢はブラジルで大農園を経営する、そんな話で盛り上がりながら巨悪に挑んでいく。

吉田輝雄、天知茂、三原葉子のおなじみメンバー総出演。
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2016年06月27日

風に立つライオン #2375

2015年 日本 139分

 さだまさし原作の小説の映画化。ラストに流れる同名の主題歌が妙にいい歌だナーと思っていたけど、歌自体は1987年の作品。もしかしてその頃からこういう小説のプロットをお持ちだったのだろうか??と思ったら実在するる柴田紘一郎がモデルだそうだ。・・かくして天は二物を与えずというが、歌手でも小説家でもすごい作品を残している。

 前半はアフリカで活躍する医師の話。後半から徐々に過去や日本の話しがクロスしていき、もしやこの話は・・・と思っていたら・・・。

 石原さとみ、よくあんなとこまで行ってロケに参加したものだ。個人的には真木よう子の田舎の二代目お医者さんがばっちりで良かった。
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2016年06月22日

黒線地帯 #2371

1960年 日本 80分

石井輝男の地帯シリーズ第2弾。前回のソープランドに続き、黒線とは麻薬組織のこと。赤線防止法で地下に潜った売春組織でもあるようだ。今回は記者の天知茂が麻薬組織に挑む。ポン中の売春女が出てきたり、キャバレーのポールダンサーが出てきたり、キワドイ描写もたくさん。古き良き時代の日本の景色も堪能できます。今とは全く違う新宿とか貴重!

探偵役の天知とキャバレーの女のロマンスっぽい軸もあって事件を和らげてる。
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2016年06月17日

刑事物語 #2359

1982年 日本 110分

武田鉄矢の人気シリーズ。ペンネームで原作脚本も書いている。この人各年代で確実にヒット作があるんだよねえ。才能のなせる業かな。今回のハンガーアクションもかなり練習したみたいだし、努力もしっかりされてるんだろうねえ。
このシリーズ、かなり懐かしい。確か全部見たと思うんだけど、片山刑事が全国を旅?じゃなくて転勤しながらヒロインと出会い、犯人をやっつけるという話。第一作目のヒロインは・・・この映画だけで引退してしまったらしい。デビューからハードなヌードシーン、ろうあ者の役で、大変だったんだろうか?かなりセクシーなボデーだったのでそっち系の役ばかり来たのかも??
ま、それは置いといて、トルコを舞台に暗躍する組織を追い詰め、ついついやり過ぎたりもする、そしてバトルにはとことん強いヒーローだ。
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2016年06月13日

蜘蛛の鐘 #2357

日本 1998年 83分

蛇の道と主人公哀川翔は同じ名前で、子供を殺された設定まで同じだけど、リンクするのは最初だけであとは別の話。相手に復讐を果たしたあと、旧友のダンカンに再開し、謎の仕事を手伝うようになる。
話の中に出てくる小話がやたら怖い。パラシュートを点けてなくて落下してしまった男が恐怖のあまり失神する目が覚めるとまだ落下の途中である。もう失神もできなくなった・・・。とか南極で一番怖いのはシロクマに出会うことだとか・・。ダンカンの会社もやたらと謎めいててその設定の妙(のバカバカしさ??)に驚く。

出てくる人たちも寺島進や大杉漣、ダンカンとたけし映画っぽい。
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2016年05月12日

キッズ・リターン 再会の時 #2340

2013年 日本 113分

たけしのキッズ・リターンの続編・・・とは明確には謳ってない。助監督だった北野監督の“愛弟子”清水浩監督による10年後を描いた作品。たけしは原案。

キッズ・リターンが実際に長い年月をかけて撮られた作品だったので、今回も同じキャストで、という期待はしていたのだが、平岡祐太と三浦貴大による共演。17年前の作品の10年後なんで、少し若返るくらいがちょうどよいのか??そこだけ物足りない感じはあった。

で、17年経った彼らは、ボクサーもそこそこ、ヤクザも警察の取り締まりが厳しくて冴えない日々。その中で再会したことで、もう一度燃え上がっていく!

地味な役者のなにげないキャラが面白い。警備のやる気ない文句ばっかり言ってる先輩とか。たけし監督でも良かったのに。
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2016年04月30日

刑事の勲章(横山秀夫ドラマ2016)#2335

2016年 TBS 横山秀夫

以前同局でドラマ化された「刑事」のリメイク。刑事たちに気を休める時間を作ろうと、退所後の警察手帳の一括保管を始めたがその中の手帳が紛失、同時期に起こるスナックのママの強盗殺人では、たまたまその前にその場所に立ち寄った、刑事課に配属されたばかりの事務方の刑事長谷川朝晴がいたばかりに、捜査に絡む。

設定はほぼ同じ、叙勲の候補を誰にするかと考えたり、最後はなくなってしまう寺田農がそんなのよりもほしいのは刑事の勲章だと、今回も庶務の二渡は悩ましい立場に置かれる。麻木久仁子がやってた同僚役を和久井映見。
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2016年04月07日

この街の生命に(ドラマW) #2326

2016年 wowow

ペットの殺処分場を舞台に、どうしたら殺処分ゼロになるかを目指すヒューマニズム溢れる人々を描く。現代人の生活にペットは欠かせないものになってて、災害の際にもペットを助けるのが当たり前になってきた。にも関わらず、途中で飼えなくなったからと捨てられるペットも後を絶たない。この矛盾した社会に一石を投じる大事なドラマだとは思うが、なかなかこういうテーマはウケるかどうかは微妙だ。ドラマWはけっこうこういうテーマを取り上げる。冒頭から職員が夢にうなされて夜間お漏らしする、ってところから、加瀬亮が現状に悩み、他の職員との軋轢とか、新しく室長として任命され得t来た田中裕子が殺処分ゼロを目指して雰囲気を変えようとするとことか、おそらく全国でこういうコトが起きてるんだろうなーというリアルな感じでした

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2016年03月28日

顔 #2322

2000年 日本 123分

NHKの達人達という対談番組で、この映画の監督の阪本順治が千原Jrと対談した際、引用されていた映画で、少し興味があったがBSでオンエアされていたのでチェック。引きこもりで暗い人生を送っていた35歳の女性が、対称的に派手な妹を衝動的に殺してしまい、逃亡する。すぐに指名手配されるが、最新の写真が中学の卒業時のものしかなく、逃亡先の別府のスナックで働き始める。それまでとは全く違ったスナックでの生活が彼女を生き生きとさせていくが、ママの弟(豊川悦司)がヤクザの抗争で死に、それがきっかけでまた逃亡するハメになる。

福田和子事件をモチーフにしてるらしいが、見ていると最初に主演の藤山直美ありきで作ったような印象を受けるほど、彼女のインパクトが大きい。最初の冴えない時とスナックで活き活きしてる時は別人のよう、さすが女優。捕まるか捕まらないかとか、どうでもよくなってしまうので、もっといろんな場所での逃亡生活も見てたかったような?

たまたま出会う佐藤浩市が別府の楽天地でこどもとアヒルレース見てるシーンが懐かしく、今度行ってみようかと思ってしまった。
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2016年03月17日

きんぴか(連続ドラマW)#2317

2016年 全5回 wowow

浅田次郎の小説をドラマ化。硬派なやくざモノ。中井貴一が主演で渋いヤクザの役をやっている。この人なんでもデキちゃうね。で、それが軸かと思いきや、ユースケやピエールもしっかり絡んできて三つ巴の様相。飯島直子がヒロインで恋模様も・・。すげーな、20年くらいタイムスリップした感じ。まだまだ現役乙です。

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