2018年04月23日

ブルージャスミン #4550

2013年 アメリカ 98分 ウディ・アレン監督

主演のケイト・ブランシェットがアカデミー女優賞を受賞しただけあって、セレブから転落していく女性を見事に演じている。性格悪くて、唯一頼れるはずの妹にも悪態をついている。どこかで気づいて更正する物語かと思いきや・・・。

ウディ・アレン監督、こういう女性の一生を描くの意外だなー。現在と過去が交互に入れ替わるので最初戸惑ったけど構成みごと。
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火垂るの墓 #4549

1988年 日本 88分 スタジオジブリ

高畑勲監督追悼でTVでやってた。初めて見る映画。めっちゃ悲しい物語。戦争で両親を亡くし、幼い妹と叔母の家に行くが冷たくあしらわれて防空壕に暮らす・・んだけども妹の体調がだんだん悪くなり・・・。

いろいろ深読みできる部分が多いようで解釈も異なるが、ただただ悲しい。兄も結局死ぬっていう噂だけど、TVでやってたのはその前に終わってた。(※冒頭のシーン見逃してました、失礼)一人で行きていくのもつらそう。さすがに現代では誰か手を差し伸べるんだろうけど、戦時中はそんな余裕すらなかったってことか。医者も診断だけして終わり!だったし。

なんて救いのない物語。
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2018年02月05日

秒速5センチメートル #2537

2007年 日本 63分 新海誠

3つの短編からなる映画。実は3つの主人公は同じ。転校族で惹かれ合った男女が1話めで、その後を描くのが2話3話。2話で最初の女の子を想ってることがわかった主人公男子が3話のラストで・・・

君の名はのラスト・シーンに近いとこでも似たようなシーンが有ったけど、こっちは切ない終わり方。がしかし、男目線ではこっちのほうが面白いかなw男は切ない!
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2018年01月13日

白日の鴉(福澤徹三ドラマ2018)#2533

2018年 テレビ朝日

遠藤憲一が痴漢の冤罪に巻き込まれ、逮捕した新人警官の伊藤淳史が冤罪を疑い、落ちぶれ弁護士の寺尾聰に相談する。そこで大病院の裏が暴かれることに・・。

ちょっと安っぽいドラマ風なんで途中で見るのやめようと思ったけど、痴漢冤罪と病院の殺人がリンクし始めるのと、警官と弁護士の交流が始まったあたりからそれなりに面白くなって見た。冤罪の捜査は警察に歯向かうのか、と立ち入らないようにする上司と、協力する警官、ドラマでは表面しか出ないだろうけど、原作はもっと面白いのでは?
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2018年01月08日

ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム #2532

2005年 アメリカ 210分 マーティン・スコセッシ

 ボブ・ディランがノーベル文学賞取っちゃったんで、この映画の価値がズーーーンと上がったに違いない。もともとはアメリカのTV番組だけど、貴重なフィルムを元に色んな人へのインタビュー、そして本人のコメント、普通のミュージックビデオとしても楽しめるけど、一つの作品として仕上がっている。

 昔から権力に興味ないみたいで、賞とかもらっても、ここにいる人達が禿げてない(若い人なら)もっとよかったとか平気で言っちゃうんだから、そりゃノーベル文学賞とか興味ないわなw

 一線級を極めるとここまで行くっていういい例だった。凄い!スコセッシ監督はこのあと、ストーンズやジョージ・ハリスンもまとめている
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2017年12月20日

ブラッド・ダイヤモンド #2524

2006年 アメリカ 143分

アフリカのダイヤモンドを密輸して紛争資金に使うっていう、昔の話かと思ったらつい最近の話。リアルで淡々と進んでいくダイヤを隠したところが見つかって捉えられてしまった男と、それを横取りしようと企んだディカプリオ、そしてジャーナリストのジェニファー・コネリーが戦地で心のつながりが芽生えていく。
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2017年08月01日

麦秋 #2495

1951年 日本 124分 小津安二郎

 原節子が「紀子」役で出て来るのはこの他に全部で三作あるらしい。今回もまた美人の娘がなかなか結婚しなくて親が気をもむっていう話。笠智衆とは今回は兄弟の役。この時代として長男の嫁が義理の妹の心配したり、孫がおじいちゃんをからかって遊んだり、現代で言えば間違いなく大家族のいろんな人間関係が、一つの家の中で繰り広げられてて面白い。今だったら、同じことを違う家で距離も遠いところでやってたりするからややこしいんだろうなあ。
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2017年07月18日

ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧のマギアナ #2492

2016年 日本 96分

訳あって、この歳でポケモン映画。最新作の前にBSでやってた去年のを見て予習した。ボルケニオンとマギアナのコンビのポケモンの活躍を描いた作品・・なんだけど、設定がいまいちよくわからない^^;
こういうのって人気キャラを編み出せば、それだけでグッズが売れてその後もずっと売れ続けるんだろうから、毎年大変なんだろうなあと思う。もう映画20年なんでキャラの数が凄いことになっているだろうし、使いこなせないキャラも多いんだろう。いきなり見ても「だから何?」みたいな・・。大人はダメだな(笑)
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2017年03月11日

ヘイトフル・エイト #2477

2015年 アメリカ 167分 クエンティン・タランティーノ

 大雪の中馬車に乗る男女、そこへリンカーンの手紙を持つという黒人が合流し、さらに保安官も同乗した。雪で服飾店に避難するがそこにはあやしげな男が3人。集まった人間たちはほぼ孤立した環境の中、お互いを信頼しようとせず、口汚く罵り合う。

 タランティーノ初の密室ミステリーという触れ込みで、実際は違うんだけど、雪の山荘で起こる事件を描いている。タイトル通りみんな悪者で(登場人物は9人なんで、誰か一人は悪くないってことなんだろうけど、それが誰かは見る人が決めるようになっている)、罵詈雑言、暴力が飛び交う。

 この部屋だけで十分タランティーノの世界観を味わうことができて満腹なんだけど、事件は一気に起こる。バタバタと殺し合う登場人物たち、そして最後に残る二人はこの映画初の?!共同作業をやりとげる。最後に読み上げられたリンカーンの手紙が虚しく響くのだ。

 長い映画だが、すっかりタランティーノの世界にハマってしまいあっという間だった。新作楽しみな監督の一人だ
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2017年03月03日

陽のあたる場所 #2474

1951年 アメリカ 122分

金持ちのご令嬢とそこ辺の女と二人の間で揺れ動く男が陥ったのは・・?
よくあるパターンでそこ辺の女は素直で性格よくってご令嬢はおしゃれで上品。私ならどっちを選ぶかなー(笑)で、そういう偏見がラストの悲劇を生むんだよね。逆だったら事故で処理されてたりして。

心理描写がうまいとかよく書いてあるけど、古めかしいよくある話、で終わってしまった。今だったらもっと裁判のシーン入れてサスペンス風になっちゃうかな??
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2017年02月21日

人斬り #2470

1969年 日本 140分 五社英雄

幕末物語を豪華キャストで送る・・のはいいんだけど、岡田以蔵=勝新太郎、坂本龍馬=石原裕次郎、武市半平太=仲代達矢で、仲代は結構似合ってるんだけど、あとは好き勝手に自分のキャラでやってる感じ。まあそれがいいんだけどね。裕次郎は龍馬っぽく見えないなあ(笑)

司馬遼太郎の原作を基にして橋本忍が脚色、五社監督の大胆な演出も光ります。田中新兵衛役で三島由紀夫が登場!この翌年割腹するんですよねえ。
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2017年01月17日

バンクーバーの朝日 #2457

2014年 日本 石井裕也

戦前のカナダで実在した野球チーム「朝日」をモデルにした映画。一攫千金を夢見てカナダに渡ったまではいいけど、肉体労働や貧困、差別に苦しめられる日本人たち、唯一と言っていいほどの希望は野球チーム朝日だった。が、肉体で負ける彼らはなかなか勝つことができない。しかしセーフティバンドや盗塁など足を絡めた攻撃で勝機を掴んでいく。

1900年はじめってこういう時代だったわけだ。今でこそ日本に世界中から人がやってくるけど、その頃は日本人が世界に旅立っていっていた。娯楽もないし辛いことも多かったろうけど、そういう中でこそ野球チームに夢と希望を見出して生きていたんだろう。

頭脳野球はこの頃生まれたのだろうか、日本人に向いてる作戦かも。
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2017年01月13日

僕だけがいない街 #2456

2016年 日本 120分

大人気漫画の映画化、その前にTVアニメ化もされていて、原作がまだ終わってない時点で映画は何らかの完結にしないといけないことに。で、原作とは違うラスト。前半は原作に近かったけど流石に後半のエピソードは入りきれないから、ちょうどよい結末かと。

マンガはネットカフェで発見し、結構ハマって読んだ。続きが気になると思っていたら次女が全巻買ってきて家で読んだ(笑)タイムトラベルと80年代懐古もあってヒットの要素は詰まっている。まあおもろい
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2017年01月10日

バトルスティール #2455

2016年 アメリカ 91分

普通の人が大量殺人して、そのことを覚えていないという事件が起こる。政府の関与があると捜査が進んでいく・・のだが。。

なんだか主人公は弱っちいし(プログラマーにすぐ負けちゃう)、最後の最後でロボ登場しちゃうんだけどあまり本筋に関係ないし、なんだかB級で終わっちゃった。ミッキーロークなんで出てんの?w
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2017年01月05日

母と暮せば #2451

2015年 日本 山田洋次監督 /脚本

井上ひさしの広島を舞台にした父と暮せば(宮沢りえ主演で映画化)と対になっているのを山田洋次が引き継ぐ形で実現した作品。吉永小百合は2人の息子を戦争で亡くした。2人の息子は時々母のもとに帰ってきているようだ。ネタバレだけど中盤で明らかになるので書いちゃうが、二宮和也はそのうちの一人。黒木華と将来を約束していたが道半ばで長崎の原爆で命を落とす。

この話は幽霊となって母のもとに現れる息子とのファンタジーである。戦後のどさくさで物資を持ってくるおいちゃん(加藤健一)や、先生たちなど、この時代でしかありえないキャラも登場。戦争映画の物悲しさをキープしながらファンタジーの世界をも表現してる、二宮和也はいい俳優ですね
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2016年12月27日

ベイマックス #2449

2014年 アメリカ 102分

世界で大ヒットしたアニメ。確か台湾で上映中のこの映画の宣伝見た記憶がある。マシュマロマンみたいなニューヒーローがハイテクを用いて武装したりするんだけれども、やっぱりどこか愛嬌があって強いのか弱いのかよくわかんない。

この主人公、アメリカには住んでるんだけど、日本人。日本のロボット開発技術が認められたのだろうか。
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2016年12月22日

パリ、テキサス #2440

1984年 西ドイツフランス 147分

砂漠で倒れた男、唯一の手がかりから弟を探して連れて帰ってもらうのだが、その兄は4年間失踪していた男だった。ずっと口を閉ざしてた男が語ったのは「パリ、テキサス」だった。パリとはテキサス州にある地名のことで、普通パリで生まれたというとフランスのパリのことと思われる。そこに生まれた男は人生に行き詰まり、パリを目指してさまよっていたのだった。

男が出ていったのは妻を愛しすぎて執着するあまり、妻が子供を置いて出ていってしまったからであり、4年ぶりに再会した息子とともに妻を探す旅に出る。ようやく巡り会えたのはのぞき部屋で客としてであった。ロードムービーの傑作。
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2016年11月02日

ホテル・ニューハンプシャー #2415

1984年 アメリカ 104分

ジョン・アーヴィングの原作をジョディ・フォスター、ロブ・ロウ主演で映画化した作品。ホテル経営を夢見た家族の物語で国を変えて3つのホテル(ホテル・ニューハンプシャー)を経営するのだが、そのそれぞれを舞台に家族の死や成長を描く。

この頃の世相なのかもしれないが、レイプ、ゲイ、近親相姦、娼婦、過激派テロ、なんだか何でもありのハチャメチャな話にも見えなくはない。出て来る俳優さんたちの爽やかな姿にかき消されてて文学的な部分も多いし、いろいろ登場人物の真理を分析するようなWebサイトもたくさんあるので、細かい解説は参照いただきたい。

なにげに性に奔放なのでちょっと恥ずかしかったかなーw
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2016年10月31日

ヒポクラテスの誓い(連続ドラマW)#2412

2016年 wowow 全5回

中山七里原作の医療ミステリー。検屍官が柴田恭兵で、死因に疑問を持つと葬儀直前で霊柩車に乗ってても、ひっくり返して解剖するっていうハチャメチャやる。この人の狙いは何だ??という話かと思ったらそこからどんどん展開していき、偉い医師古谷一行が隠していた秘密を暴こうとする主人公北川景子の姿へ切り替わっていく。

主人公と思ってた柴田恭兵がだんだん目立たなくなる以外は辻褄も合ってて医療ミステリーとしてはなかなかの出来栄え。特に検死という仕事にスポットが当たったのは貴重なドラマかも
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2016年10月26日

ブリッジ・オブ・スパイ #2409

2015年 アメリカ 141分 コーエン兄弟スティーヴン・スピルバーグトム・ハンクス

第二次世界大戦後の冷戦状態のアメリカとソ連。敵国捕虜を開放し、交換するために極秘下で動いていた弁護士の姿を描く。実際にスパイ交換が行われたグリーニッケ橋がタイトルとなっている。

スピルバーグとコーエン兄弟が共同脚本で主演がトム・ハンクスとなればヒットしない訳がないってとこだけど、その分しっかりした作りで決して話題性だけで狙ってたわけではないように思える。むしろ逆に作りたい映画を作ったって感じ。

骨太でコーエン兄弟っぽい空気はあまり感じず、スピルバーグ監督が描きたい世界を見た気がした

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