2014年03月26日

同胞 #2053

1975年 日本  山田洋次監督 /脚本渥美清

いい映画でした。おなじみ寅さんファミリー、山田洋次監督ファミリーが集結して、岩手県の田舎町の青年団がミュージカルを呼んで大成功する実話を元に映画化。

寺尾聡が青年団の会長役。朴訥として普段は何も言わないけど、最後に素朴な意見を述べて何とかまとまっていく。町のマドンナの市毛良枝は途中で田舎に見切りをつけて東京へ旅立っていく。劇団の倍賞千恵子は、そういう地方周りをあちこちでやってて、地元の青年団とともにいろんな危機を乗り越えてきた経験があり、ここでも腹の座ったところを見せる。

もうかれこれ40年くらい前の映画だが、多分今もほとんどかわっていないと思う。娯楽は進化して、なかなか劇団に人は集まらなくなったかもしれないが、青年団の雰囲気は今も昔もこんな感じだ。なんかいいな、と思ったら青年団や劇団は本物の素人さんがそのまま出演してるらしい。

みんなでなにかに夢中になるという経験が、人生で何度もあればいいな、それが幸せってことじゃないかな、というエンディングの言葉は現代に生きる若者にも送りたい言葉だ。
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2014年03月18日

ブッシュ #2046

2008年 アメリカ 129分 オリバー・ストーン監督

親子でアメリカ大統領、しかも父は湾岸戦争、息子は911の時の大統領とあって、ネタはたくさんありそうな家系を描いている。

幼い頃から全く役立たずの兄、それに比べて弟は出来がよく、政治家への道も先に歩み出す。しかしある日神の啓示を受け、大統領に上り詰める。父を超えるため、イラク・フセイン政権を追い詰めていく。

こうして見ると単なるボンボンのお遊びで戦争したように見えますねえ(笑)ありえるかも??もっと痛烈に描いて欲しかったという声も多数あるそうで、政治における親子継承って、そうそう簡単ではないですな。
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2014年03月14日

ペイ・フォワード 可能の王国 #2041

2000年 アメリカ 123分

ハーレイ・ジョエル・オスメントがシックスセンスとAIの間に出演した作品。前後の作品が当たってインパクトが強いんで埋もれそうだけど、これもまたまた名作!もっとヒットしてよい仕上がりだ。

オスメント少年はDVで出て行った父親とそのせいでアルコール依存症になった母親との間に育つ。中学生になり、担当した社会の先生が、世界を変えるための方策を宿題に出され、受けた恩を別の3人の人に返していくという仕組みを思いつく。そんなユートピア的な・・という反応だったが、だんだんと広がっていく。

母親と先生が恋に落ちたり、母親とその母親との関係が修復したり、ホームレスの男が立ち直って行ったり、少しずつ少年の周りの人々がよくなっていくのが、群像映画的に出て来るところが私の好み。それぞれ傷を追って生きている人たちが、ちょっとずつよくなること、それが恩を別の人に返していくというアイデア、私も今日から実行しよう^^
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2014年03月12日

人質の朗読会(ドラマW)#2039

2014年 ドラマW

小川洋子原作のドラマ。海外で人質にされたまま攻撃されて跡形もなく亡くなってしまった日本人数名。彼らが死ぬ前自由の効かない小屋の中で、朗読会をしていたのを盗聴したテープが発見される。あるジャーナリストがそれを聞き、公開しようとする。

現在(ジャーナリストの取材)と過去(人質の朗読会)がうまくリンクしながら、朗読する内容がそれぞれの幼少の頃の話で、たまたまそれを聞いていた認知症の老女が自分のことだとわかったり、旦那が死んで2年間つらい思いをしていた主婦が立ち直るきっかけになったり、時間をつないでいくところが良かった。それぞれの話も他愛もないことのようで、それでいて、生きていくってことはそういうことなんだな、と改めて思うような話ばかり。もしこれが普通の状況だったら途中で聞くのをやめてしまうかもしれないが、いつ死が迫ってくるかわからない、隔離された空間で仲間意識がある中で真剣に聞くとどれも感動する話になっていく。ちょっとしたエピソードでも心に残ったり、人生無駄な部分なんて無いんだなと感じた。

小川洋子さんの小説はそうした日常を切り取るのがうまい!

一番メインキャストみたいな大谷直子さん(これがまたキレイ、何歳だ!?)が最初に朗読し、後半ほどあまり知らない役者さんが出てきて、それがまた持っていく。構成そーとー練ってますね。
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2014年03月05日

フォー・ルームス #2035

1995年 アメリカ 98分

4話からなるオムニバス映画。それぞれがつながったり、最後にまとまったりしないかと楽しみだったが、それはなかった。4つともバラバラな監督(アリソン・アンダース、アレクサンダー・ロックウェル、ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノ)がメガホンを取ってて、共通するのはドアボーイのテッドのみ。そのテッドがホテルの部屋で受難に遭い続けるっていうコメディ。

魔女が儀式をやってたりとか、悪ガキが死体を発見したり、浮気相手と間違えられたり、かつてのハリウッドスターに賭けを持ちかけられたり、一生に一度あるかないかの経験が続く。やりたい放題の映画なんだけどそれが逆にパワーを感じられる。
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2014年01月17日

プラチナデータ #2012

2013年 日本 133分 東野圭吾

スゴイ東野圭吾。2013年で2本も映画化。どっちもでてる杏もすごいけど。こっちはシリーズ物じゃなくて単発映画だけど、全く今までとは違った感じだ。
DNA捜査が可能になり、検挙率がほぼ100%になった近未来の日本で、DNAのデータ=プラチナデータがすべてだとする若手の刑事二宮和也と、それだけじゃないとするベテラン刑事豊川悦司が、しのぎ合う。有能なプログラマーきょうだいが殺され、そのDNA鑑定で出てきたのはなんと二宮和也。実は彼は二重人格だった。
プラチナデータで全国民を管理できるようになると、それを拒もうとする特権階級も出てくる。そんな社会の歪から起きた事件。

24のような捜査網と、マイノリティ・リポートのような空中に浮かぶコンピュータ。近未来を表現してて独特の世界で展開するストーリー。これ考えるのすごいわやっぱ
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2014年01月10日

バラ色の選択 #2004

1993年 アメリカ 93分

全盛期のマイケル・J・フォックスもの。摩天楼はバラ色にといい、日本語題はバラを絡めるのを流行らせようとしてたようで。
ホテルのコンシェルジェが、独立して自分のホテルを開業するためにスポンサー集めに奔走する。そこで気になる女性が、スポンサーの愛人として登場。こういうシチュエーションだったら俺ならすぐ覚めるけどねえ。

ビジネスで成功したっていう話は、なかなかドラマになりにくいのか、ハリウッド的映画の流れにはなかなか乗らないみたいだ。でもそういうのみたい気持ちは多々あって、マイケルJみたいに嫌味なくやれる人の映画は爽快なんだけどねえ。
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2013年12月21日

プリズナー(連続ドラマW)#1984

2008年 wowow ドラマW

連続ドラマWの第2弾。東南アジアの架空の国を舞台に、海外ロケで実際にありそうな話を表現。オープニングは最初の頃はこういう決まりだったみたいですね(パンドラと同じタイトル画面)

大脱走とかの脱獄モノを想像していたら、ちょっと違う。そもそもありもしない犯罪をでっちあげて監獄に入れて賄賂で私腹を肥やす地元警察と戦う話なんで、入ったり出たり、自由自在とまでも行かないけどあっさり出てきたりする。

関係者が殺されたりする割には主人公は都合よく生き残ったり、ピンチを助けられたりするのはさておいて、最終回ギリギリまでピンチにつぐピンチの連続で、ハラハラしながら見れました。

日本大使館の裏話っぽいネタとか、警察署長の賄賂話とかなかなか映像にするのは難しい問題だったかと思うが、よくぞここまで(笑)
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2013年12月18日

蛇のひと(ドラマW)#1978

2010年 wowow 102分 ドラマW

『第2回WOWOWシナリオ大賞』受賞作品の映像化。ドラマWでは何回目かの疾走した人を探すネタ。個人的には途中からガラッとテーマが変わる話は好きじゃないので、この話も過去に遡り始めてから、少し引いた。冒頭からもっと過去のネタを入れたほうが個人的には良かったが。

 上司・西島秀俊が横領疑惑を持たれて失踪。部下の永作博美が探しだすよう指令され、彼の過去を追っていく。

主人公が幼少時代の経験からか、その後も出会った人をいつの間にか不幸にしていっている、そういう話がポロポロ出てくる。アパートの隣人劇団ひとりが最後に事態を好転させるんだけど、そのへんのネタはさすが大賞受賞作だ。
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2013年12月17日

春、バーニーズで(ドラマW)#1977

2006年 wowow ドラマW

吉田修一原作のドラマW。短編『最後の息子』の主人公のその後のようだ。つまり西島秀俊のお相手のハウスマヌカン風の男は以前の彼氏なわけですね。寺島しのぶと出会い、一気に結婚まで行っちゃうんだけど、一気にと言っても、ゆっくりしたテンポで、主人公の危うさみたいなのを表現している。

テンポの早いドラマを見慣れると、なんだかなーと思ってしまいがちだけど、こういうのも面白かったです。

吉田修一は、悪人ともう一つなんだっけ、藤原竜也の映画を見て、最後の息子だけ読んだことがあるけど、最初は戸惑ったけど、読み続けると面白そう。今度また読んでみよう!
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2013年12月16日

パンドラV革命前夜(ドラマW)#1976

2011年 wowow 全8話

wowow開局20周年記念ドラマ。パート3だけあって、看板番組ですね。前2作のような前振りはなく、いきなりクライマックスです。1話が1日分なんで8日間の話なんだけど、いろんなことが起きすぎて・・。ぶっ飛ばします。

今回は自殺を防止する発明をした江口洋介(またまた苗字が鈴木!)が、旧友であり、妻を奪った官房長官の内野聖陽にその薬を注入した所、ヒトラーなみの人格に代わってしまい、テロリスト集団とも裏で繋がって、愛する日本のためにと、クーデターを企画する。

またまた登場の毎朝新聞記者山本耕史や、警視庁第1課の上川隆也、そしてたまたま通りすがりなんだけどいろんな人物に絡んでいく板谷由夏、そして政治犯の泉谷しげる、元自衛隊の小澤征悦などが、事件をふくらませていく。

話がだんだんと大きくなってきてて、パート4があるとしたら世界進出?原点回帰?いつかあることを期待してます!
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2013年12月09日

ビート(ドラマW)#1965

2011年 wowow 119分

今野敏原作を奥田瑛二が主演監督した作品。なかなかシリアスな展開で、奥田瑛二ってこういうの好きだったのかなーなんて思ったりして。でも自分が主演するんだから、最高の舞台を自分に用意したいよね、きっと。
息子が容疑者の一人と知り、息子を殺して自分も死のうとする刑事の役。刑事さんにも家族がいて、あまり家に帰ってなさそうなイメージなんで、いろいろ大変なんだろうけど、息子が成人になって自分の手では抑えきれなくなって・・てな感じで、あの年代には最大のテーマかも。
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2013年12月06日

パンドラU飢餓列島(連続ドラマW)#1958

2010年 wowow 全7回 ドラマW

がん治療薬をパンドラの箱とした1作目、2作目は異常気象で食物危機に陥った日本を舞台に、通常の4倍のスピードで成長するトウモロコシを開発したことがパンドラの箱を開ける行為だとしている。

1作目の余貴美子が総理大臣になっていたり、新聞記者の山本耕史が連続で出てきていたり、シリーズ物はこうでなくっちゃという演出もある。主人公の博士の名前がどちらも「鈴木」だったり三上博史がナレーションしていたり・・。3作目も楽しみだ。

主人公が途中から人格が変わるのも、1作目では違和感があったのだが、そういうお決まりだと思えば面白く見れた。ひたすら研究に打ち込む佐藤浩市が、助手の北村有起哉を事故で失い、その事故を処理した闇のフィクサーの勝村政信とその助手水川あさみに「ゴッドコーン」の所有権を取られそうになる。方や、食物危機を救おうとする総理大臣もその利権を狙う。大臣の中にはアメリカに売ろうとする者も・・。一方で事件を追う鈴木京香サイドにも動きが・・。

なるほどねー。素晴らしい発明がそのまま受け入れられるわけではないのだ。特にこういうのはヒットしたら、何億いや何兆円もの利益を生み出すだろうから・・。
パート3も楽しみだ。が、ちょっと間を置いてから見ようっと。
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2013年12月04日

パンドラ(連続ドラマW)#1955

2008年 wowow 全8回 ドラマW

先入観で近未来SFかと勝手に勘違いして見てなかったドラマ。ガンの新薬が開発されたらどうなる?っていう社会派ドラマだった。開けてはいけないパンドラの箱になぞられて、新薬をめぐる利権争いが繰り広げられる。

自分の手柄にしたい大学教授に、厚労省大臣、総理も含めて、海外からも利権を争う。さらにたまたま最初の患者がとある殺人事件に絡んでいたばかりに、複雑な糸が絡まっていく。医師の中でも同僚が恋人の雑誌記者に情報をリークしたり、刑事も絡んだり・・。

主人公の三上博史のキャラも最初は純粋に研究者っぽかったのが、少しずつ変わっていくところが、他のドラマWと違ってて面白かったが、それと対象的に小西真奈美が一癖ありそうなキャラがいい人キャラに変わってしまって残念だった。その点國村隼教授のワルぶりは一貫してたなあ、柳葉敏郎もいい感じ。もっと出演すればいいのに。

このシリーズ、パート3まであるけど、それぞれ違うテーマになるんだろう、全部見ちゃうかな(笑)
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2013年11月27日

4TEEN(ドラマW)#1952

2004年 wowow ドラマW

石田衣良の名作。マンガ化もされたし、これで一流作家になったような作品だった(と思う)。いくつかのエピソードをつなげてて、14歳のいろんな問題を炙りだしている。世間とのつながりが少しずつ出てきていて、社会の一員と呼ばれ始める時期だけども、やはり問題の多くは家族や友達、学校とかである。

私は個人的にはこの頃のことは忘れてしまった。これ見て思い出すこともあまりない。でも青春小説の金字塔として語り継がれるんじゃないかなとは思っている。
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2013年11月21日

ぶるうかなりや(ドラマW)#1944

2005年 wowow

順風満帆な人生だったが、ふとしたことからライバル会社へ情報を横流しして会社を解雇された父。妻は鍼灸の先生と浮気中、息子は失声症にかかる。こう書くとよくある転落ドラマに思われるかもしれないが、そうでもない。そのキーを握るのが探偵の宮沢りえ。調査のため対象者と寝ることもあるが腕は確か。息子の話と父の話がリンクしていき、最後は感動のハッピーエンド。なんだけど、インパクトはいまいち。

キャストの年齢構成がちょっとツッコミ入れたくなるところもあったけど、実力派俳優ばかりなんで安心して見れます
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2013年11月12日

ヒトリシズカ(連続ドラマW)#1935

2012年 wowow 全6回

誉田哲也原作。刑事ドラマ、見るの疲れるんでどうしようかなと思っていたが、警察の内部の様子は出てくるものの、1話完結の短編が繋がっていくストーリーで面白かった。夏帆とか最近の女優が出てくるの見るのあまりないんで、刺激的だった(笑)

 5つの殺人事件に絡む謎の美少女。警察の上層部の娘だ。1つ目の事件では事件に加担してるようだが、もみ消される。2つ目の事件では、刑事の一人が核心に迫るが逮捕には至らない。3つ目は自分を探していた元刑事の私立探偵が窮地に追い込まれ、4つ目の暴力団の自宅での銃撃戦では、裏で絵を描いている。5つめは過去にさかのぼり、母親にしつこくつきまとう男の殺人事件に居合わす。その誕生の人間関係からまた15年後、彼女らはどうなっていくのか。

 ネタバレだが、すべての事件が収束していくわけではない、最終回のラストまでずっとバラバラなままである。あと10分でどうまとまるのか、とドキドキした。
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2013年11月08日

ふがいない僕は空を見た #1931

2012 日本 142分

タナダユキ監督。何人かの人生を描いているんだけど、前半1時間で永山絢斗と田畑智子の回想と現在の螺旋状な演出が少し冗長だったかと思う。前半に友達や母親のエピソードをもっと満遍なく入れてたほうが良かったような。第1部第2部的な感じになるのは個人的には好きではない。

が、話自体は面白くて、ずっと目が離せなかった。田畑智子のHシーンが多かったからじゃなく(笑)
ネットにヌード写真流出、っていう現代的なテーマも出てきて、貧しい友人は借金まみれの母親、認知症の祖母を持ちながらバイト先の先輩に勉強するよう勧められ、必死で生きていく。どうしようもない人がたくさん出てくるんだけども、みんな人生に前向きで、その象徴っぽく写ったのは母親原田美枝子。助産院で、いろんな妊婦さんをサポートしながら、医者には結局医者に連れてくるなら!みたいな悪口も言われ、息子のスキャンダルにも動じず、別れた旦那に金も苦心する。助手の女性もあっさりしててよかった。

出産シーンは本物かな?
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2013年11月06日

ブラック・ダリア #1930

2006年 アメリカ 121分 ブライアン・デ・パルマ

実際の事件を扱った小説の映画化。未解決事件で謎が多く、不謹慎だけど映画の題材としてはこの上ない。まずはwebより事件のあらましを
http://www.black-dahlia.jp/
http://www5b.biglobe.ne.jp/%257emadison/murder/text/blackdahlia.html

事件当時を醸し出す暗い映像といい、ゆっくりとした展開と言い、ブライアン・デ・パルマ監督の真骨頂とも言える作りだ。主人公をボクシングのライバルだった刑事のコンビとし、事件が闇に葬れられる顛末を描いている。見終わったら、これが真相のように思えてくる、が、実際は不明のままだ。
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2013年10月25日

変身 #1926

2005年 日本 108分 東野圭吾

事件に巻き込まれて銃で打たれた青年が、奇跡的に命を吹き返す。難しい脳移植に成功したようである。恋人と喜びを分かち合うふたりだったが、だんだんと温和だった青年が凶暴になっていく。そして二人は別れ、青年の凶暴度は度を越していく。

だんだんと人格が変わっていく玉木宏が熱演。それでも愛し続ける恋人役の蒼井優、実験に使う医師サイドと、事件の犯人との邂逅もいい具合に明かされていく。

この作品のミソは、脳移植をする側とされる側の関係にあり、当事者同士を移植で結びつけたところにあると思うが、小説はどうなってたんだっけ?初期の東野作品。
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