2009年08月27日

やくざ戦争 日本の首領 #1237

1977年 日本 132分

仁義なき〜の飯干晃一原作の実録ヤクザ映画。「ゴッドファーザー」を意識した作りと言われてた。私はあまり感じなかったけど。佐分利信も悪くはなかったけど、鶴田浩二の方が圧倒的に良くって、マーロンブランドほどの存在感を感じなかったんだもん。

対立構造と誰が何の役してるか理解するのに時間がかかってしまった。ネットの解説が必須ですね。ストーリーは予習しなくっちゃ。いろんな人が出てくるけれども、火野正平はいらんかったねー、ただの鉄砲玉やんけ。あとはヤクザと政治家の絡みなんかが非常にリアルで面白い。

ブームだったとは言え、現代じゃなかなかこういう映画作れないでしょうね。さて、このシリーズは三部作!1本目はこんな感じなのかなあ程度だったけど、楽しみです。

日本の首領 野望篇 #1238
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2009年08月24日

柳生一族の陰謀 #1236

1978年 日本 130分

深作監督のヤクザ映画風のオープニング。キャストもそうだけど、そっくりそのまま時代劇に時空を移したヤクザ映画って感じ。えげつない惨殺シーンが繰り広げられるが、現代に見るとたいしたことなかったりする。でもきっと当時は話題だったはず。首ちょんぱとかねー。

二代目徳川将軍が急死、暗殺の疑いがかかる。三代目を狙う兄弟の争いが隠されている。ご存知三代目は家光、彼の人生にこんなドラマが隠されていたかどうかは歴史のみが知るところだが、ほとんど嘘っぽいんだけど、この映画の設定そのままでTVドラマも作られたことから、この設定に日本中がときめいたってことだろう。

両派閥のドンが萬屋錦之介と三船敏郎。両方とも渋い。萬屋錦之介はかなーり評価が高いが、それもうなづける。で、ヤクザ映画常連組も活躍。成田三樹夫ってオールバックじゃなかったらあんな顔なんだ。金子信夫もこそっと出演。おじゃる丸っていうアニメがあるけど、その原点はここかな??

千葉真一の柳生十兵衛はTVドラマでも同じ役で以後、何度か柳生十兵衛をやっている。志保美悦子とこれがデビュー作である真田博之のJACチームも結構出てる。

このころの映画って、俳優の使い方がうまいよね。現代でこれだけ出てたら、全員が輝けそうにない。個性派俳優が少なくなったのだろうか??

深作欣二
三船敏郎
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2008年10月21日

ゆれる #1190

2007年 日本 

西川美和監督。見た目かわいいのに、映画はこんな感じで作るんだ。ふーん。・・素敵!

なんだか独特の間を持ってる。何気ない生活がある日狂気を生み出してしまい、その後の兄弟の運命を左右する。日常に潜むふとした瞬間、ちょっとしたボタンの掛け間違いで、意識しないうちに変わる心。揺れる心。

弟(オダギリジョー)は、帰ってこなけりゃよかったねえ。かわいそうな兄さん!?その後の兄(香川照之)の半分終わっちゃった人生の演技はすごい。どんな気持ちでロケしてたんだろう。撮影終わっても普通に飲み行ったりできなかったのでは??真木よう子はグラドルよりも結構映画にあってる。

裁判シーンでもみんな淡々としてる。一つのテーマを表現するにはこれくらい徹底した方がいいのかな。ま、重くはないんだけど。
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2008年09月07日

ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎 #1167

1985年 アメリカ 109分

スティーヴン・スピルバーグ 製作総指揮

1870年、ロンドンの学校に入学した少年ワトソンは、天才的な頭脳と推理力を持つ少年シャーロック・ホームズ(ニコラス・ロウ)と友だちになる。

若き日のホームズとワトソンを描いた映画だけど、あまり脈絡がないといいますか、彼らが大きくなっちゃったらなぜだかアナログになっちゃうんだよなーって感じです。古典は古典のいいところがあって、何でもかんでも特撮にしちゃっても・・というのが正直な印象。

シャーロック・ホームズの推理モノは昔よく読んだけど、確かにSF的にあっという間に解決しちゃう話もあるし、路線としては悪くないんだろうけれど、この映画が埋没しちゃってるところがすべての評価なのかも。
辛口スマソ
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2008年07月22日

無宿〈やどなし〉 #1152

1974年 日本 97分

高倉健

高倉健と勝新太郎が絡んだ貴重な作品。どっちもらしさを出してる〜!高倉健はそのまんまって感じ。勝新は実はあまり作品見てなくてなんとも言えないんだけど、イメージ通り。そこに梶芽衣子が絡むんだけど、この絡み方も期待どおりでいいっす。

梶芽衣子のヌードシーンもあるけど、顔が写って無いんで吹き替えかな〜。ストーリーはなんだか???でした。

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2008年01月15日

夜叉 #1088

1985年 日本 127分

オープニングでちゃんと示唆しているようにヤクザ映画だ。でも前半の健さんはすっかり渋い街の人である。北の漁師が良く似合う。どうやら過去があるらしいってことは途中何度もフラッシュバックされるんでわかってるが、どうも過去と現在が繋がらない。それほど悪の臭いがしない。

それが一気に開放される役割がビートたけし。居酒屋のおかみの前の旦那で、戻ってきてもシャブ漬けでろくなことをしない。ついには刃物を持って暴れだす(振り回しても斬らない凄い「寸止め」を披露してます(笑))。そこでご開帳される健さんの背中。

そこから足を洗ったはずのヤクザの世界に引き戻されて・・・。

小さな町の中でいろんな人間関係も含め展開される話は堂々の貫禄を感じます。健さんならでは、というか健さんあってのストーリーですね。

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2008年01月12日

四十七人の刺客 #1087

1994年 日本 129分

「日本映画誕生100周年記念作品」として東宝の威信を賭けた作品、だけに豪華キャスト。新旧入り乱れていろんな人が出てる。高倉健が最近の役者さんと共演するのも珍しくて良いんだけど、宮沢りえとは釣り合わない気がする・・。

市川崑監督

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2007年11月04日

遊星からの物体X #1023

1982年 アメリカ 

1938年に発表されたSF小説を1951年にハワード・ホークスが映画化した「遊星よりの物体X」をジョン・カーペンター監督がリメイクした作品。オリジナルの評価が高かったんで(私は未見ですが)最初いかにもカーペンターっぽい画質だったのでちょっとガッカリもしましたが、このストーリー面白い!「エイリアン」のような感じですが、物体Xの造詣とか(人間の顔っぽいところサイコー!)登場の仕方とか、途中から爆笑&ドキハラで目が離せません。

ジョン・カーペンター

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2007年10月27日

40歳の童貞男 #1015

2005年 アメリカ 115分

分類すればおバカ映画に入るのかもしれないが、いろいろと興味深い点が多い。まずは主人公がジャパニーズ「オタク」であること。TVゲームやフィギアにはまってる。性格は日本人オタクとはちょっと異なるけど、日本の文化を感じさせる。

またセックスで失敗したから、と離婚してるヒロインは現代におけるセックスレスの問題やDVなどの問題も捉えているような気もする。この映画を前後して40歳童貞とか処女とかの特集もよく雑誌で見られるようになって、マーケティングでも意識される層になってるのでは??

下らないといえば下らないギャグも結構つぼにはまって面白かった。真面目な主人公と個性的な友人たちが下ネタあり、ドタバタありで笑わせる。

日常生活のとある一こまを感じさせるニッチな映画。

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2007年09月24日

誘惑のアフロディーテ #983

1995年 アメリカ 95分

中年夫婦が迎えた養子が妙に出来がいいので、旦那が本当の母親を探してみちゃう話。
弱き人間の妄想ほど危険なものは無い。その言葉どおり、母親探しは止めろ、と囁かれたにもかかわらず、突き止めた母は娼婦でありポルノ女優。(ミラ・ソルヴィノはこの役でアカデミー賞助演女優賞他を受賞)余計な口出しとわかっていながらあれこれ世話を焼いてしまう。

そうこうしてるうちに夫婦間の仲は冷めてきて、女優に情が移ってきて・・。最後はすべて丸く収まる・・ように見えるのであるが・・。

アフロディーテとは、ギリシア神話に登場する愛と美の女神のことで、ギリシア神話のミュージカルっぽい人たちが主人公のウディアレンの脳内でちょこちょこ登場して物語をナビゲートするのが面白い。というかそれが全て。ずっと辛子の利いた話ばかり見てきたんでこういうのを見るとやや物足りない気もするのだけど、なかなか洒落てた。引き続きウディ・アレン監督はチェックしていきます。
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2007年05月06日

山羊座のもとに #845

1949年 イギリス 115分

他のヒッチコック作品とはちょっと違ってて、植民地時代のオーストラリアが舞台。ヒロインが出てくるまで30分近くかかってる。イングリッド・バーグマンはさすがああいう衣装が映えるんではありますが・・・。

ちょっと退屈でした。ヒッチコック作品では初めて挫折した作品。

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2007年04月01日

ゆすり #810

1929年 イギリス 85分 ヒッチコック監督

撮影中にトーキー化が決まったらしく、途中から音声が入ってくる。イギリス初のトーキー映画だそうだ。何でも初めては貴重です。

前半はやや退屈でもっと伏線に使えるんじゃないかという小道具もあってもどかしい面もあるのだが、それでも「うまい!」というシーンもいくつか。例えばヒロインが殺人を犯した後、路上で倒れている人と殺した人を錯乱して叫ぶ悲鳴と、死体発見者悲鳴をかぶせるところ。殺害シーンはカーテンの中でそのものズバリは見えないところ・・などなど。そして殺害した家から出るヒロインを追うように現れる影。

その影の主が脅迫者として登場。そう、サイレント部分で逮捕されてる男だ。ふてぶてしくヒロインの実家の店で最高級の葉巻を買わせる。男はだんだんと真相に迫ってくるのだが、ヒロインの恋人である刑事が一発逆転!一転被害者にされてしまう。前科がある分だけ不利な立場に追い込まれる男。果たして逮捕されるのはどっちだ??

ラベル:ヒッチコック
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2006年11月14日

八つ墓村 #677

1996年 日本 127分

この話が人気なのはやっぱり原作の良さだと思う。と書くといかにも原作のファンのような感じだが、すみません読んでません(笑)実際に起きた事件である「津山30人殺し事件」のエピソードを交えつつ、家と洞窟が繋がっているというロマン?を踏まえて、さらに複雑な人間関係も健在な話です。

双子のおばあさんもは岸田今日子。たしかTVドラマでもやってたような・・。1977年版と同じような日本家屋だったけど、おんなじ家でロケしたのかな。たたりじゃぁ〜のお婆さんはどんどん気持ち悪くなってる。

豊川悦二金田一はなかったことになったのかな。フケの量は増えてるぞ。声が高すぎてイメージが違うし、トヨエツもこの役似合っていないような気がする。逆に浅野ゆう子のあの役は似合っていたかも・・。男闘呼組の彼は主役には合わないね。その点、加藤武警部、早めの登場。ぜんぜん変わってないですねこの人!お薬ブハッも健在でした。


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2006年11月06日

容疑者 室井慎次 #671

これもついでに見ちゃった。

室井がおもいっきし手錠を嵌められて留置されるシーン、流石にあそこまでは無いだろうと思いつつ、もしやありえない話でもないのかもしれない、と思ったりもする。ある日いきなり逮捕、なんてこと、最近良くありますからねえ。こわいこわい。事件の発端が単なる三角関係なのも今どきの若い子ならやりかねない!こわこわ。

で、女弁護士の田中麗奈、唐突に出てきて一番活躍してますね。お美人ちゃんになったですね。それから相川翔と柳葉の一世風靡コンビも見れました。ソイヤッ!

しかし室井のキャラ、なんか似合わないというか違和感があるんですけど、巷では人気のようですね。原口まさあきに見えて仕方が無いのは私だけ?

ちなみにシリーズ第4弾のTVドラマ『弁護士 灰島秀樹』は放送されたことすら知らなかった!・・ので、このシリーズの記事は終了でーす。
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2006年06月25日

野獣死すべし #567

1980年 日本 119分

「蘇える金狼」のスタッフが再びハードボイルドに挑戦。邦画でもハードボイルドの原作をここまで表現できているのは素晴らしい!前回も書いたが、やっぱり主人公の世界を松田優作が表現しているのがぴったりハマってるんだと思う。原作を読んでいないので、原作のイメージ通りかどうかは知らないが、松田優作だけでも十分にハードボイルドなんだよねえ。

しかも今回は役どころこそ蘇える金狼同様普通のサラリーマンだが、カメラマンとして戦場に赴いた際に野獣の血に目覚め、殺人と強盗を繰り返しながら巨額の金を手に入れるという設定。。その目的や彼のアイデンティティは時折出てくる呪文のような長台詞にかき消されてよくわからないまま、狂気のボーイ、鹿賀丈史を仲間に引き込み、銀行強盗を企てる。エリートだった主人公が殺人に陶酔するというこの尋常ではない姿を演じるためには、説得力のある壊れっぷりだったのかもしれない。

クラシックコンサートで涙する優作、雨の中をたたずむ優作、自己陶酔した表情、怖すぎ渋すぎ〜!減量して、奥歯を抜いて頬をコケさせたという文字通り大熱演!

ラストの深夜の列車のシーンはこれまた痛烈。松田優作が追ってきた刑事室田日出男にリップ・ヴァン・ヴィンケルの話をしながら1発だけ弾を入れた銃を突きつける。室田日出男の額を流れ落ちる汗、話の切れ目に引き金を引く松田優作、空砲。だんだん狂っていく松田優作。列車は実際に走っているように見えたし、途中カットを入れずに長回しで一気に撮っている感じで、かなり迫力があった。
台詞はこのサイト・優作映画館に全文ありました。

さらにその先。逃げ込んだトンネルの中で戦場の思い出を喋りだす。だんだん思い出と現実が交錯していき・・・。丁度舞台のスポットライトが当たっているように見えて・・。

さらにさらに。コンサート会場で目を覚まし、階段の踊り場で○○されるシーンまで、すべてが松田優作のために作られた舞台である。最初はわからなかったなぜ、主人公は殺人を犯していくのか、がだんだんとラストの盛り上がりと共に明らかになっていくわけである。

とにかくモノスゴイパワーのある映画だった。


1959年にも東宝で映画化されていて、そのときの主演は仲代達也。

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2006年06月24日

蘇える金狼 #566

1979年 日本 131分

松田優作のアクション映画。Gyaoで特集やっていたのでまずは一発目。松田優作の役は1億円強奪犯人。いつもは普通のサラリーマンだが、目的のためには人を殺し、女を騙し、戦場へ飛び込むことも厭わない。これだけの大風呂敷の話を一人で引っ張っていっているのは、松田優作という俳優さんならではだ、としみじみ思った。コミカルなシーンもベタにならず、ストーリーに緊張感を持たせつつ、独自の世界を築いている。こういう世界を作れる俳優が何人いるかと思うと、やっぱり若き逝去が悔やまれますね。

さて、この大藪春彦氏の原作は、企業の上層部が私欲を貪っていることを知った一介のサラリーマンが会社を乗っ取ろうとする経済小説である。映画では1億円強奪のシーンから始まるので、背後はぼやかしているが、途中から出てくる桜井(千葉真一)そしてその背後に控える経済界の大物・鈴本(安部徹)らによる、企業への恐喝事件に、上層部成田三樹夫の愛人である風吹ジュンを麻薬で誘惑し、横取りを企むわけである。1億円の強奪も序章に過ぎないと言う壮大なストーリーに展開する。それでも見ている人のほとんどは松田優作サイドに立った視線で見ているだろうし、自分に代わって企業の上層部の悪に鉄杭を打ち込む姿に共感するのだろう。


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2006年05月05日

007/ユア・アイズ・オンリー #532

1981年 イギリス 128分 007シリーズ

オープニングでボンドが妻のテレサの墓参りをした後、妻を殺した憎き敵であろう、ネコを手にした顔が映らない謎の男が登場!ワオ!ついにスペクター復活か?と思ってたら速効やられちゃった。このオープニングの意味は?個人的にはムーアボンドはコネリーボンドを超えたという意思表示と取るが・・。

MI6のスパイ船が秘密兵器ATACを装備してアルバニア海に沈んだ。なんとか世界に知られぬよう海洋考古学者に調査を依頼するがキューバ人ゴンザレスに殺されてしまう。ゴンザレスの雇い主を調べるのが今回のボンドの極秘(ユア・アイズ・オンリー)任務である。

ボンドガールは殺された海洋考古学者の娘メリナ。出演時間としてはボンドガール中かなり長め。両親を殺した相手への復讐心でボンドと行動を共にする。

ゴンザレスは秒殺されたが、彼に依頼した男としてエミール・L・ロックが浮上。Qのモンタージュ作成機器により判明されるんだけど、モンタージュのやり取りも笑えるので注目。彼を追ってオリンピックのスケート選手のコーチ、クリスタトスと出会う。黒幕を探すのにいろんな国でいろんな相手にいろんなアクションシーンが満載。カーアクションに始まり、シリーズでは御馴染みのスキーシーン。女王陛下の007でも出てきたボブスレーのコースをも使った追跡が出てくるが、オープニングもそうだけど、女王陛下の007となんらかのつながりを持った作品に当たるのだろうか?さらにスキーもさながらバイクで雪山を降りるスタントにも唖然!アイスホッケー場での格闘、その後も海中から登山まであらゆる場面へ繰り出していく。

またまたQの秘密兵器工場が登場。今回は雨が降ったら傘が閉じて刃物で体を刺す奴とか、骨折して腕を吊っていると見せかけて敵の頭を破壊するギプズとか(笑)

なんか消化不良と思ったら、撮影寸前に俳優バーナード・リーが死去したため、Mが出てこない。

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2006年01月04日

約三十の嘘 #478

2004年 日本 100分

舞台は列車の中のみ。登場人物もほぼ6人限定。こういうシチュエーション好きなんですよ。正確には往路と復路なんだけど、その切り替えは1秒。前編のヤマであるはずの詐欺シーンは写ってさえいない。場所が食堂車に替わったくらいで、そりゃお見事!というテンポで進んでく。

6人の人間関係もなにやら複雑で、3年前裏ぎったけど、反省して戻ってきた(と思われるいかにも)純情(そうな)巨乳ちゃんと、その娘を争う2人の男、軽薄(八嶋智人)とクソ真面目(田辺誠一)。一方チームの要となるべき貧乳ちゃん(中谷美紀)とその娘を争う?2人の男(妻夫木聡、椎名桔平)もなにやら訳ありそう。

そして2度目の場面転換は朝。儲けた7000万円が無くなった。犯人はこの6人の中にいる(はず)。誰と誰が組んでいる?それとも単独?

たまに窓の外の風景や空から列車を捉えるシーンが挿入されるのが、夜行列車という舞台を引き立てている。乗ってみたくなるよねえ。で、話も緻密でキャラ重視でおもしろい。ラストは「あれ、そっち(方向)に行っちゃった??」って感じでした。中谷美紀と椎名桔平おいしすぎ(笑)カップルで見るのもいいかもね。個人的にはもっと突っ走って欲しかったなあ。でもマル。

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2005年10月18日

ユー・ガット・メール #456

1998年 アメリカ 119分

早いものでこの映画の公開から 年も経つんだなー。ネットやメールが普及し始めた頃で、今みたいに出会いサイトの氾濫とかじゃなくって、文通のノリだったと記憶している。なんだか書いていることが、おいちゃんっポイ。メールを推敲してるときとか、メールが来るのを待つときとか、「そうそう、あるある!」って感じで、今でも古い感じはあまりないから、当時としては何人もの共感を得てたんでしょうね。

古くからある街角の本屋、子どもに読み聞かせたり本を通じてふれあいや子育て支援をしている。そのすぐ近くに大型のブックセンターが建設。大幅ディスカウントでガンガン売っちゃってる。その経営者同士が顔合わせ。状況的にも犬猿の中にならざるを得ないが・・。

トムハンクスとメグライアンが「めぐりあえたら」に続いて共演。監督も同じノーラ・エフロン監督。なんとなく観る前からハズレないことが保障されてるような映画。

登場人物の設定のリアリティは別として、すべてを封じ込めてしまうあのラストはステキですね。結末はわかっていてもジーンときてしまいます。

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2005年07月29日

夢 #399

1990年 日本 120分

こんな夢を見た。で始まるオムニバス。黒澤明監督が見た夢がモチーフになっているそうだが、大監督ともなれば見る夢もゴージャス。たくさん出てくる寺尾聰がつまりは黒澤明なわけだが、ゴッホの絵の中を歩いていったり、赤富士が実際に爆発したり。「桃畑」で雛人形が実際に動き出すとその綺麗な映像に見とれてしまう。ストーリーは夢なので荒唐無稽だが、その中にもなにか芸術を感じる。さらにSスピルバーグも関わった映像美は圧巻です。なんだか言い表せないけど夢ってこんな感じであり、言い表せないものを映像にしちゃったところはすげーとしか言いようが無い。黒澤明監督がなんと80歳の時に撮った作品。ゴッホ役の外人はマーティン・スコセッシ。

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