2007年12月29日

ロスト・イン・トランスレーション #1073

2003年 アメリカ 102分

ビル・マーレイ主演ってことでチェックしたけど、監督は親の七光りとは言わせないソフィア・コッポラ、舞台が東京、おおっと、思ったより贅沢!

最初から最後まで東京で、日本人は普通に出てきて普通に喋ってるんで、凄く身近に感じられます。日本人ってこんな感じだよなーと逆に客観的に見れたりして。司会者の役の藤井隆はビル・マーレイと共演で本当に嬉しそう!

主人公ふたりは、感情を台詞の「間(ま)」で表現してて、言葉少なではあるけれど、燃え上がる恋でもなく大人の感情なんでそれが非常によい感じ。スカーレット・ヨハンソンもよかったです。

ソフィア・コッポラはゴッドファーザー3で急遽女優デビューしたけれど、やっぱり監督の方に行きました。それでちゃんと結果を残すんだから、才能あるし、ガッツもあるんでしょうねえ。すごいわ。
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2007年12月20日

ロバート・アルトマンのヘルス #1065

1980年 アメリカ 100分

これまた冒頭から健康大会ふうのレセプション風景。こういう大人数のパーティー撮るの好きですよねえ。人集めるの大変だろうに・・^^;

全米健康協会のトップをめぐる選挙の行方が話の中心なんだけど、どうもイマイチしっくりきません。健康食ブームを皮肉った部分のところは面白いけど、あとはなんだかどうでもいい掛け合いでして・・。期待して見たからかもしれないけど、これにて終了〜!

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2007年10月17日

ラッキーガール #1005

2006年 アメリカ 106分

リンジー・ローハン主演のコメディ。
運がいい人悪い人、同じ人でも運がいい時期悪い時期、いろいろあると思うけど、オープニングで客観的に運のいい人悪い人を見せられると確かになんだか運命的なものを感じる。形の無いものだけになんだか切ない。が、仮面舞踏会でキスをしたら、その形の無いはずの運が美女から冴えない男に移っちゃう。

美女の転落っぷりはアイドル映画ふうで面白かったんだろうけど、リンジー・ローハン勿論知りませんでしたから、インパクトはあまり・・m(--)m それより「運」って結構コメディの題材として使えるんだな、って思った。誰も見覚えがあったりするし、身近だし・・。ツイテルとかつぶやいて運が良くなった気がしててもしょうがないよねえ。


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2007年09月02日

レミーのおいしいレストラン #963

2007年 アメリカ 120分

ディズニーのアニメに大人が真顔でつっこむのもどうかと思うけど、途中から失速してしまった。願いは必ず叶う、というメッセージにしてはちょっと無理すぎ。子どもが見ても楽しめるという内容をキープするには、舞台がレストランなのはつらいかも。私はどうしても三谷幸喜の「王様のレストラン」と比べちゃいました。勝手に頭の中を(レミーに出てきてない)いろんなメッセージが駆け巡って、映画の中身と比べちゃった。見る側の余計な視点は映画をもつまらなくしてしまう〜もっと単純に見ればよかった!!??
絵は相変わらず凄くきれい!映画館だけの?特典のオープニングショートムービーも面白かった!
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2007年08月20日

輪廻 #949

優香と香里奈が主演でそれぞれのパートに分かれてる。二人をつなぐのはかつて無差別大量殺人が起きたホテル。その事件を題材にした劇中映画の出演者が優香で、なぜか行ったことも無いそのホテルの夢を見るのが香里奈。どちらも事件となんらかの関係がありそう。

で、優香が(劇中映画の)オーディションに出てた際に、前世の記憶が残ってると言ってた不思議ちゃんが香里奈に急接近。端役なので、殺されそうという予想はすぐに的中!最初の犠牲者となる。

自分の夢と事件のかかわりに気付いた香里奈は事件を追ううちに、そして優香は映画の撮影が進むうちに、世にもおぞましい光景を眼にすることになる・・。

呪怨でよくみた一部の出演者と観客にのみ写る子どもとか、ゾンビ化する人びととか、随所に怖い演出があって、「呪怨」にも劣らない怖さだ。

が、そもそも「何故」そうなったとか、恐怖の原因となるべく理由がほとんど語られてない映画でした。「輪廻」なんでまあそういうことなんでしょうけどね。「リング」におけるビデオテープのようなスイッチ点火の仕掛けがあったほうがスッキリするように思うけど。


呪怨 #3
The Juon/呪怨 #565
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2007年08月05日

ロッキー5 最後のドラマ #936

1990年 アメリカ 105分

ロッキー4からのドラゴとのバトルの映像でスタート!前作から5年経っているけど、時間差は無く4からの続きになってる。かつてない試合後の違和感に引退を決意するロッキーだが、ソ連から帰ったばかりで早くも新たな挑戦者が出てくるような大人気である。その裏で実は財産を悪徳税理士にそっくり取られてしまってる。

チャンピオンを育てるべく、トレーナーとして第二の人生を歩もうとするロッキー。ロッキーのコピーと揶揄されながら成長する弟子、そしてロッキーの息子も大きくなって新たな問題を抱える。

弟子には去られ、家庭も崩壊しそうになる。弟子は新たなトレーナーの元、ついにチャンピオンになるが、ロッキーとは大違いの不人気、その二人がストリートファイトでこぶしを交わす。

・・ロッキーの試合のシーンが無いので、不評だったようだが、世界チャンピオンのその後をリアルに描いていて(ん?リアルかな??)、私は結構好きだった。最後のドラマがアレってのもロッキーらしいかな、と。少なくとも試合にカムバックするという無茶をやるよりは良いんじゃないかと思ったんだけど、16年後にその無茶をやっちゃうとは〜!!で、それが面白いって言うんだから・・。ここまで来たら最後も見なくちゃ。

ロッキー #824
ロッキー2 #839
ロッキー3 #840
ロッキー4 #911
ロッキー5 最後のドラマ #936


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2007年07月23日

ロッキーホラーショー #922

1975年 アメリカ 99分

センスがあるといいたくないけど、やっぱり凄い。現代の文化のほとんどはこの映画から発祥したんじゃないかと思うくらい。もともとミュージカルでそれなりの実績があったにもかかわらず、映画は低予算で作り上げ、最初の評価は低かったらしいのだが、カルトな人気が続き、現在もなお評価を受け続けているという凄い映画だ。Wikipediaによると、「コスプレをした観客が週末ごとに集まり、映画を見ながら全員でお約束のツッコミを叫けんだり、紙吹雪や米をまき散らすといった、パーティ形式の上映が定着した。」ということだそうで、映画のノリをそのまま楽しもうとする最初の一人の客がこの映画の評価を一気に変えちゃったんだと思う。キャラクターデザイン、色彩、設定、驚きの連続!見ればきっと自分の中の何かがはじけそう!

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2007年07月13日

ロッキー4 炎の友情 #911

1985年 アメリカ 92分

お馴染みのテーマから前回のラストシーンからのつながりで始まる。1−3作目の名場面が途中映し出される。それはまたアポロとの友情の歴史でもある。そのアポロがソ連からやってきた大型ボクサー・ドラゴに、エキシビジョンマッチで豪快にKOされてしまう。弔い合戦にチャンピオンのロッキーがリングにあがる。

いつもの特訓に加え、今回は雪山での特訓シーンがある。対するドラゴはコンピューターで機械的なトレーニングを行っている。そして決戦の地はモスクワに・・!

開始早々、かつて無い攻撃を受け、ロッキーは大ピンチに!

ロッキーの息子が大きくなって親子のドラマが始まったことや、ミッキーに代わって新たなトレーナーになったビリーズブートキャンプに似てる人が出てくるなど時代の流れも感じさせる。ただ、連続ドラマとしては、そろそろいつまで続くのか先行きも考えちゃって、その分結末が予想できてしまうのがつらいところだ。でもこの時点で2007年まで続くとは誰も予想しなかっただろう。

ロッキー #824
ロッキー2 #839
ロッキー3 #840
ロッキー4 #911
ロッキー5 最後のドラマ #936
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2007年04月28日

ロッキー3 #840

1982年 アメリカ 100分

これもまた前回のラストの試合から続く3作目。テーマ曲「アイ・オブ・ザ・タイガー」はヒットしましたね。新チャンピオンになって、連続防衛。ついにはチャリティーでプロレスラー・サンダーリップスことハルクホーガンと一戦交えちゃう。ホーガンも当時売れ始めで、この映画でアメリカの史上に残る大スターに登りつめたから影響力は相当のものだったのだろう。

連続防衛で銅像まで建つロッキーだったが、頭の中には引退の二文字が・・。そこへ現れた最強の挑戦者クラバー。演じてるミスターTはアメリカプロレス界最大のイベント「レッスルマニア」にも登場しリングに上がった兵!

口汚く罵るクラバーの挑発に乗るロッキーだったが、その戦いを制する者がいた。名トレーナーのミッキーだ。ロッキーには無いハングリー精神でロッキーが勝てないことをわかっていたのである。心臓の持病も悪化し、ロッキーがKOされたあと、なんとミッキーは息を引きとってしまう・・。

1作め、2作めと比べるとやや展開がスピーディーである。3作目から見た人にはそれはそれで面白かったんだろうけど、1作に1試合、ってのも良かった気がする。

かくして、挑戦者としてチャンピオンとなったクラバーに挑むロッキーに、新たなトレーナーが。ライバル・アポロである。アポロとのトレーニングシーンはこれまた最高!アポロのコスチュームで試合に臨む。クラバーを倒して再びチャンピオンの座につくことができるか・・・。

ロッキー #824
ロッキー2 #839
ロッキー3 #840
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2007年04月27日

ロッキー2 #839

1978年 アメリカ 119分

1作目の試合のシーンから始まる続編。時間差のない続編はいいですね。再戦を要求する勝者・アポロの要求に、引退するからと首を振る敗者ロッキー。話はその後、無事エイドリアンと結婚し、多額のファイトマネーで家を買い、CMに出演するシンデレラボーイぶりを描いていく。「陰」の三流ボクサーの姿もリアルなら、「陽」のスターの座もまたリアル。そしてロッキーはまた元の生活に戻っていくかのように見えた・・・。

・・・

シリーズの中で結構な人気を誇っている老トレーナー。あの人本物のトレーナーだとばかり思っていたら、特殊メイクで耳を潰してボクサーあがりっぽく見せてるらしい。ロッキーにはあのトレーナーが合います。ニワトリを追いかけるトレーニング。右手を縛って左手だけでのジャブ打ち。今回はこのトレーナーなくしては作品が成り立ちません。

トレーニングシーンからは、かなりの緊張感で、ここから続編がスタートしても良いんじゃないかと思うけれども、それだと「ロッキー」じゃないんですねー。リングだけじゃないボクサーのリアル、存分に楽しめます。

それからそれから。街中をジョギングするときのあのテーマ曲、やっぱり最高です!子どもたちがくっついてきて、最後は大勢で広場でロッキーコール、いいシーンですよね。
それと対比するように火の前で無言のアポロに切り替わる。1作目と完全に立場は逆転してます。そして両雄はふたたびリングで拳を交わす・・・。こうなってくると、一体勝つのはどっちだ、ということに興味が集まってきますね。前回は負けて元々、だったんで、2では、勝負に拘らずにはいられません。

ネタばれ覚悟で書けば今回はKO決着。最後にリングに立っているのはどっちだ!?

ロッキー #824
ロッキー2 #839
ロッキー3 #840
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2007年04月17日

ロープ #829

1948年 アメリカ 80分

いきなりロープでの殺人シーンからスタート。犯人は割れているので、刑事コロンボ風の展開。探偵役はジェームス・スチュワート。パーティーに招かれた客がメンバーの一人が来ていないことから疑惑を抱く。殺人者はパーティーの主催者の二人。死体を部屋の真ん中の桶に入れるが、鍵を忘れる。死体の入った箱の上に食事を運び、パーティーは静かに進行していくが・・・。

モデルは実際に起きた事件だそうで、パトリック・ハミルトンの戯曲「Rope’s End」の映画化。映画の時間は実際の時間と同じ進行で、舞台を撮るかのように撮影されている。もちろんカメラの位置は移動するんだけど、10分ずつ、長回しで撮って繋げてる。当時としてはかなり斬新な作り方だ。カメラリハにはかなり凝って時間が割かれたそうだ。当たり前だけど。

舞台は高層マンションの一室で、大きな窓から見渡すマンハッタンの摩天楼は豪華なんだけど、ここにもちゃんと時間軸の変化が、つまり夕焼けから夜の変化が捉えられてる。こういう楽しみ方が出来るのはヒッチコック作品ならではですね。ちなみにヒッチコックは窓から見下ろす道を歩いてる通行人で出てくるようです。執念!
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2007年04月12日

ロッキー #824

1976年 アメリカ 120分 アカデミー賞作品賞

シリーズ最終作が封切られるんで、Gyaoでやってました。もう30年も前の作品なんですね。30年続く映画シリーズ、しかもボクシングなんて・・ありえない!スタローンの映画に賭ける情熱を感じますな。スタローンが自ら脚本も書いてるし。

しかしそんなに前でしたっけ?歴史を感じさせないのはいかにこのシリーズが当たったかってことでしょうね。わかりやすい設定、これしかない展開。今ではすでに古典なのかもしれませんが、何度でも焼きなおしていい秀作ですね。

前半はボクサーの現実、リアルです。アングラです。ここがなければシリーズのヒットはあり得ません。逆境じゃなくちゃダメなんです。勝負ごとには陰と陽がつきもの。ロッキーは陰からはじまるんです。ボクサーを目指している方、一度はこの映画を見たほうがいいでしょう。私もプロレスファン暦30年、すべてではないですが、結構わかります。エイドリアン、眼鏡の地味っ子、コレは意表をつきました。でも男は見栄を張らねばならん時があるとです。この設定、よかったです。

そして対極に陽の存在・アポロ。この人が如何に輝くか、映画のポイントです。イケイケです。で、ロッキーが挑戦です。あり得ません。だからいいんです。そして戦いへ。いいじゃないですか。お膳立てバッチリです。精肉工場、パッとしない彼女、彼女の兄貴ともうまくいかず、ロッキーの劣勢は明らか、ここであのテーマです!パチンコの開店、スポーツジムのBGM、ありとあらゆるところで使われることになった名曲!あの音楽の時間だけでチャンピオンになれたら苦労しませんが、そんなことを突っ込んではいけません。あの音楽に濃縮されてるんですロッキーの人生。

そして最後の戦い。チャンピオンと対照的に誰もいないロッキーの控え室。入場。コスチューム、コール。誰が見ても結果は明らかな状況でのゴング!

・・・ボクシングシーンはリアルです。スタローンもかなり上級者なんでしょう。でも打たれます。かなり。見せ場は作るけど敗色濃厚。そうそう甘くないですね。最後までリングに立とうとするロッキー。そして判定へ。またまた定番になったメロディ。判定は微妙です。勝敗は神のみぞ知る・・・!

ロッキー #824
ロッキー2 #839
ロッキー3 #840

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2007年03月19日

レベッカ #796

1940年 アメリカ 130分 アカデミー賞作品賞 ヒッチコック監督

ヒッチコックのアメリカ第1作にしてアカデミー作品賞を受賞したミステリー。突然の出会いで結婚を決めた相手の家には、死んだ前妻の見えない影が・・。ヒロインがその家に馴染めるかどうかって話でも最近の昼メロの題材に十分なりそうだし、劇中出てくるダンヴァーズ夫人のキャラは今でも十二分に通用しそう。でもこの作品は、前婦人レベッカを殺害した疑惑が持ち上がってきてまたまた新たな展開になってくる。そしてレベッカの意外な思惑が判明し・・。

レベッカはすでに死んでいるため、全く出てこないのであるが、にも関わらず凄い存在感。そしてキーを握るともいえるダンヴァーズ夫人・・。ヒッチコック作品、しかもかなり古い時代の作品に入りますが、なんとなく作りが高尚でした。

ラベル:ヒッチコック
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2007年03月16日

レディ!レディ READY! LADY #793

1989年 日本 薬師丸ひろ子

この映画は薬師丸ひろ子の少女役卒業!的な作品です。80年代も後半、アイドル映画の終焉をも予感させる頃、薬師丸ひろ子は大人にまだなりきれてないさっぱりした23歳の女性役です。(本当は当時25歳)「翔んだカップル」からの薬師丸ファンには一連の少女役の最後、「セーラー服と機関銃」、「探偵物語」などなどちょっと背伸びした少女が中年のおいちゃんに会って、大人の世界を覗き見する的なキャラ見納め!ってわけです。

今回もまたいつもの期待通りの薬師丸ひろ子。田舎からエリート銀行ウーマンの叔母桃井の部屋に上がりこみ、パン屋で働きます。。パン屋のマスターのバービーボーイズのボーカルの人と良い仲になりつつ、実は彼は桃井に以前融資を断られて父親を失った因縁が。さらに桃井のかつての恋人のプールバーのマスター(出た〜中年のおいちゃん)が絡み・・。

アイドル映画やアイドルが出演する映画は、こういう大人への変化を捉えた作品が多いのですが、薬師丸ひろ子はそのなかでも別格。薬師丸ひろ子の役を薬師丸ひろ子がやってる、って感じ。他の人ではダメなんですよねえ〜。自分の年齢に沿って映画の役をこなしつつ、今ではちゃんと地味メイクでお母さんもやってる。このまま映画ひと筋でおばあちゃん役までやって欲しいです。日本映画になくちゃならない薬師丸ひろ子!

関係ないけど、この映画の主題歌売れませんでしたねえ。歌が売れない=アイドルの終焉??

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2007年03月02日

力道山 #779

プロレスファンならこれを見なくちゃ。日韓共同制作で、字幕は韓国語だけど、ほとんど日本での話。力士時代の差別を受けてた場面は、相撲界の悪いしきたり、や韓国人差別問題を含んでいると思うが、そのまま描いてる。外国人だからといじめられ、大関にもなれなかった力道山。かなりのぶち切れっぷりで大暴れ。バーでのハロルド坂田(役はレスラーの武藤敬司がやってた)との出会いはプロレスファンには有名なエピソード。主演の布施辰則に似てる人は流石にヘビー級と比べると見劣りするが、プロレスシーンはまるで本当に戦っているかのようにド迫力で再現してくれた。なかなか凄いじゃないですか〜。トップロープ越えのプランチャまでやってた!シャープ兄弟とのタッグマッチに始まり、木村政彦との日本人対決、元横綱東富士のプロレス転向、と次々に現れるライバルたち。やはりプロレスは一大エースがわかりやすくていいですねえ。そして必ず興行の裏に潜むジャパニーズヤクザさん。藤竜也さん演じるボスはなかなか渋い。ラストはご存知の通り飲み屋で刺されてしまい亡くなります。死の秘密はいろいろ言われていますが、映画の中では詳しくは述べられません。奥さんとの写真が切ないラストでした。全盛を誇ったプロレスが、王長島やオリンピックに人気を奪われた後、死んでしまうのは時代の流れとは言え切ないです。

ところで猪木馬場は出てこないけど、大木金太郎が出てくるあたりはマニアックでしたが、プロレスファン以外はわからなかったのでは??




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2007年01月26日

レスリー・ニールセンの2001年宇宙への旅 #743

2000年 アメリカ 99分

「2001年宇宙の旅」のパロディなのは最初のちょっとだけで、あとはいつもの下ネタのオンパレード!宇宙を舞台にではあるが、エイリアンと人間の共存した不思議な世界でレスリー・ニールセンがずっこけまくりの2時間でした。

「MIB」をチープにしたような着ぐるみエイリアンとの絡みや、そっくりさんによる学芸会的な雰囲気もレスリー・ニールセンだから許されるってところでしょうか。この時点でこの人74歳だそうです。元気ですね。


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2007年01月05日

レナードの朝 #723

1990年 アメリカ 120分

1969年に起きた“奇跡”とも取れる病気からの回復は、現代の最新技術を持ってしてもここまでは治らないんじゃないかと思う。奇病であるこの話の入院病棟は、おそらく私だったらそこにいるだけで気分が沈んできそうなくらい、喋らない、反応ない、感情もよくわからない人たちの巣窟だった。

その人たちを見て、治そう、と思うほうが珍しい、そんな風潮の中、ちょっとした患者の変化を見逃さなかった一人の医師(ロビン・ウィリアムス)快く協力した看護士たち。そして学会で聞いたある薬が功を奏して・・・。

この映画の出来事を科学的に説明することは難しいのだろうが、その分感動的な映画である。果たして意思を持たない(ように見える)人々を治すことは良いことなのか、という議論は確かにあると思うが、この映画を見ると可能性がある限りチャレンジしてみるべきだと思ってしまう。


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2006年12月28日

竜二 #715

1983年 日本 93分

20年以上経った現在でも高い評価を誇る映画。ヤクザ映画なので、いつ抗争に巻き込まれるのかドキドキして見るが、いままでのような襲撃、因縁、といったどろどろしたヤクザ映画とは一味違っていた。ヤクザのこんな一面、主人公の生き方、そして妻、高い評価を受けるのもよくわかる。

刑務所帰りの竜二は、金まわりこそ良かったものの、現在の自分に疑問を持ち、カタギに戻って妻子と暮らし始める。一見平和な生活だったが、だんだん昔に自分に戻りたくなる自分もいる。そんな中、かつての弟分が覚せい剤に手を染め、もう一人は出世していく。そして・・・。

話の展開はそれほど急ではなく、丁寧に作られている。見どころも多いが、かつての兄貴分と居酒屋のカウンターでヤクザは不安だ、と語り合うシーンや、妻の実家にお邪魔するシーンなどが好きなシーンだ。竜二はいい人でよかった、と言ってた家族はまたヤクザに戻った竜二をどう思うのだろう??

あとは配役が面白くて、弟分はかつてジャニーズ事務所の暴露本を書いた元フォーリーブスの北公次、これ以外あまり見ることができません。
もう一人の出来損ないの方の弟分が、ザ・ハンダースを解散し、アゴ&キンゾーで再デビューした頃の桜金造。クレジットには佐藤金造と出ています。この映画の撮影中、現場に遊びに来た松田優作に突然「桜にしろ」と言われ改名したらしい・・。竜二が見てるTV番組の中で「お笑いスター誕生」のアゴ勇がフランケンシュタインになるネタやってた(笑)

妻の永島暎子も良かった!帰ってくると笑顔でお帰り!と迎え、家計もしっかりやりくり。竜二の心がだんだんヤクザに戻っているのを感じると、後押しするような発言をして、最後に抱かれる。もちろん本当は別れたくないのに、夫の好きな道を歩ませてあげようという気配りが凄く良かった。こういう人はもう映画の中にしかいないのかな??八百屋の前の別れのシーン、あの距離感、そしてお互い無言、それでも分かり合う、これぞ夫婦って感じでした。

そして主演の金子正次。実体験を元に脚本を書いたらしいですが、この映画の作製は2002年に「竜二 〜Forever〜」という映画でまとめられています。韓流スターのようでかっこいのですが、後半は病魔との闘いだったのか、頬もこけて壮絶な表情です。そして公開直後にガンでこの世を去り、この映画は伝説となりました。


PS.多分きっと長渕剛がこの映画に影響を受けているんだろうなあ、と思われる部分がいくつかありましたね。

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2006年12月20日

郵便配達は二度ベルを鳴らす #707

1942年 イタリア 145分

3度映画化されているジェームズ・M・ケイン原作の名作。1946年版、ジャックニコルソン主演の1981年版がある。放浪の旅をしていた主人公が雇われた奥さんとできちゃって、年上の旦那を殺害。これで自分もまっとうな人生を送れるかと思いきや、捜査の手は追い詰めて、最後は・・・。というサスペンス。

私がこの映画に興味を持ったのは、船戸与一の小説「海燕ホテル・ブルー」の解説でこの原作が紹介されていたからなんだが、話の展開からいえば船戸氏の方が上。ただし、詐欺、偽装殺人などをいち早く取り入れたミステリーという意味では1930年代にこういう作品が書かれたことは特筆すべきでしょう。原作は探したんだけど見つからず、まだ未読なんですが、読んでみたらまた別の感想になっているかもしれません。

で、この映画は「ベニスに死す」などの巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督のデビュー作品です。流れ者が流れ着いた街の様子や、セクシーな奥さんがだんだんと男に傾いていくところなど優れた描写も多く、他の映画化された作品の中でも良い作品なのではないでしょうか。

ちなみに郵便配達どころか、主人公の店にはベルも無い。秘密の来客者は2度鳴らす風習があるところからタイトルになっているなどの説があるようです。

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2006年12月15日

ラッキーさん #703

1952年 日本 84分 市川崑監督

源氏鶏太の原作、「ホープさん」「三等重役」より作られたサラリーマンの物語。ギャグはベタベタなんだけど、1952年に作られたことを考えると、非常に大人向けというか、良くできた話。遊び心があって、しかもサラリーマンの心情をよくあらわしていて、良くぞこの時代にこんな映画を作ってたものだ。

で、素晴らしいのが小林桂樹。なんか存在自体がいいんですよねえ。こういうサラリーマンいそうだし、いたら友達になりたい。出世の早さでラッキーさんと呼ばれ、同僚と元社長の令嬢の二人から言い寄られる。で、どちらとも選べずに転勤。何がラッキーだよ、って気持ち、わかりますねえ。こういう役者さん、最近いませんね。

ラッキーさんの働きっぷりを見ているだけで、なんだか楽しい1時間半でした。

DVDなし。
ラベル:市川崑
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